北アルプス:後立山縦走  (9/23日 2日目)
【山行日】 09年09月22日〜28日
【登山口】 長野県北安曇郡小谷村 栂池自然公園登山口
【下山口】 長野県大町市扇沢 扇沢登山口
【参加者】 単独
【天 気】 雨/夕方から回復
【コース】 白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜杓子岳〜鑓ヶ岳〜天狗山荘テント場(泊)


今日の予定は「白馬三山」と呼ばれている、白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳とすこぶる展望の良い尾根歩きです。今回の山行でも期待している予定コースなのです。

が!・・・昨夜はテント叩く雨音で何回も目が覚め、熟睡出来ずに朝を向かえる事となった。今日は予定通り行動するか?それとも予備日を使いここで1日停滞するか?
暫く悩んで停滞の方に気持ちが傾きはじめたころ、何故か雨が止み気持ちが再び大きく揺らいでしまいます。「今ならテントは撤収できる!」、「この先何があるか分からないから、予備日は温存
しておきたい」と・・・・・・

まぁ、今日の雨は冷たいものの風は無く、「展望さえ犠牲にすれば行動できないことはない!」と決め込みます。そうと決まれば行動は早く、急いでテントを撤収して出発準備に取り掛かります。他にテント泊をされている方達の動きはなく、どうも停滞するのでしょう。



山荘側と、小蓮華山の登り途中から振り返り観た「白馬大池」です。


テント場を後に、先ず小蓮華山に向けて傾斜の緩い小石の尾根道を進みます。
相変わらずガスに包まれて辺りの展望はありませんが、登山道脇の雑草やチングルマがすっかり秋色に染まり、ハイマツの緑との彩りが綺麗です。



小蓮華山々頂ですが、東側の崩壊が激しくて立ち入りは制限されているようです。
何れにしてもご覧の様に眺望もなく、証拠の登頂写真を撮ったらさっさと次のピークの白馬岳に向かいます。



雨は降っているのですが、時折ガスがスーッと取れて綺麗な稜線が姿を現してくれます。
辛い雨降り時の歩きの中でも、ちょっぴり嬉しくなる時なのです。本当ならもっともっと見所たっぷりの稜線歩きなのでしょうがこればかりは仕方がありませんね。



雪倉分岐 白馬岳山頂
小蓮華山頂を過ぎて暫くで三国境に到着します。文字通り新潟、長野、富山と三つの県境が交わるところで、雪倉や旭岳方面の分岐にもなっています。そこから若干傾斜が強くなって、少し頑張ったら白馬岳山頂に到着します。

日本中の数ある山の中でも、この白馬岳は訪れる登山者の多い山頂じゃないでしょうか?もちろん初夏から秋にかけての事なのですが・・・・。でも今日は私一人の貸し切り状態です。しかし、眺望もなく、じっとしていると寒くて震えが来ます。そんな山頂を後に白馬山荘に下っていきます。


少し早いですが、昼食に暖かいおでんを食べて小一時間ほどストーブの前におりました。その間、訪れる登山者は一人もおりません。聞くところ同じSWの前半の19日〜21日には、空前の混雑と聞いておりましたのでいくら天気が芳しくないとは言え、ちょっと拍子抜けの感じです。

余りにも長い時間ここで休憩しすぎたせいか、動きたく無くなってしまいそうです。このまま居たら動きたくなくなりそうなんで、重い腰を上げ、重いザックを背負って居心地のいい山荘を後にします。ここから本日の宿泊予定地の天狗山荘テント場までは思いの他、アップダウンを伴う縦走路です。天気が良くて先まで見えるのならある程度の覚悟は出来るのだが、全く先が見えないで歩いていると、そうも行かないようです。ガスの中からぼんやり見えてくるピークに「おっ!やっと山頂バイ」と思ってもニセピークだったりと何度も騙されてがっかりです。

5万分の1の地図じゃ確認できない様に大した事ないピークでも結構堪えてくるものです。
眺望のない杓子岳、鑓ヶ岳に登り、やっと天狗山荘に到着しました。
しかし、今日すれ違った登山者は子蓮華山から白馬に向かう途中で数人とすれ違うが、白馬からここ天狗山荘までに至っては誰ともすれ違う事も無かった。一応コンパスは合わせていたが、正直言うと誰ともすれ違わないので「登山道を間違っているんじゃないだろうか?」と不安になる時もあったが、大雪渓の分岐や、清水尾根の分岐なんか見るとホッとしたものだ。



天狗山荘:(画像は夕方天気が回復した時のものです)
テント泊の受付をしていると、「今日が今シーズン最後の営業日です」と、明日から小屋締めの準備だそうだ。テントならまだいいが、小屋締めを知らないで小屋泊予定で訪れたら大変な事になりそうです。夕方になり少しずつ天気も回復してきて、辺りの様子も見えるようになってきました。そうなると気分的にも明るくなってくるから不思議なものです。
携帯電話で明日の天気予報を調べてみると、今週一杯は良い天気に恵まれそうです。こうなると今日はやはり1日停滞していれば良かったとチョッピリ後悔もしております。

左から雨飾山・焼山・火打山・妙高山・高妻山
青空も見えてくるほど天気も回復傾向です。明日は今山行中でも一番の難所と思われる「不帰瞼」の岩場の通過があるので、このまま天気が回復してくれる事を祈るばかりだ。日中濡らした衣類をシュラの中に入れて体温で乾かしてながら寝る。夜は随分と冷え込んでいた様だ。
3日にGO

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