大船山

【山行日】 08年10月16日
【今回登ったピーク】 たいせんざん1786M
【登・下山口】 大分県竹田市久住町有氏  今水登山口
【天気】 晴れ
【参加者】 petboyさん  いーさん  GEN
【コース】 今水登山口〜前セリ〜東尾根〜大船山〜段原〜風穴〜前セリ〜今水登山口

毎年の事ですが、この時期が訪れると気になるのが山肌を彩る紅葉情報。
自然相手のものですし、その年々の気象状況で最盛期も大きく変わっていきます。その短い最盛期の華やかさを求め、少しでも良い時にとあっちこっちの山へ紅葉観賞登山計画を立てますが、まだまだ現役の身であって休みと最盛期時期が一致しなかったり、一致しても天気が悪かったりで悩ましい所です。

そんななか九州の山にも紅葉の便りが届くようになり、九州で一番早く紅葉が始まると言われる、くじゅう・大船山に熊本と福岡の山友さん3人で出掛けてきました。しかも久し振りの平日登山です。
週末は多くの登山者で賑わい、ゆっくり紅葉観賞としゃれ込む余裕は無いはずです。先月の北アルプス遠征が中止になり、休暇は沢山残っております。
登山口は久住町の今水登山口からです。雲ひとつない快晴の絶好の登山日和です。

今水登山口手前の駐車場です。

今回同行して貰ったpetboyさん、いーさんとここで7時に待ち合わせです。
私が1番に6時半頃に到着した時には既に車は3台ほど駐車してあります。さすが平日ですね。これが週末ともなれば早朝とはいえ駐車するのに難儀することでしょう。準備をしている間にも登山者の車が到着していました。
ここから見上げる黒岳・天狗岩の南斜面の紅葉はまだ始まったばっかりの様で、所々赤く染まったカエデやモミジと思われる木々が目を引きます。登山口はこの駐車場から林道を更に奥に進みます。

駐車場から10分くらいで左画像の登山口に到着します。
暫くはジグザグに付けられた登山道を頑張ると一旦傾斜は緩み、岩の間を縫うように進みます。ここ数年はこの登山道も歩く人が増え、踏み後もしっかりしてきたようですが、場所によっては不明瞭で迷いやすい所もあります。まぁ、お喋りなんかに夢中にならなくて気をつけて行けば問題は無いでしょう。

こんな感じの登山道です。

少し色付きはじめたクヌギやミズナラの生い茂る中、点在する大岩を避けながら高低差のない登山道を進んでいきます。男池周辺もそうですが、こんな感じの登山道は良い感じですね。何となく落ち着きます。

登山口から50分くらいで左画像の分岐に到着です。
この標識にはこれから向かう「大船山」の文字は有りませんが、ここは「黒岳・風穴」方面に向かいます。ここから杉林の中を数分で右画像の看板があります。
ここが大船山東尾根の取り付きです。大船山山頂に向かうにはこの看板前の踏み後を左方向に登っていきます。右方向は風穴を通り男池方面です。帰りにはここに出てくる予定です。

良くこの分岐で間違われる方がいますので注意が必要です。大船山の文字が書かれた看板は有りません。何の気無しに進むとどうしても「風穴・黒岳」方面に導かれていくような感じの分岐です。

※右画像の「風穴・黒岳」の看板前が大船東尾根取り付きの目印です。


東尾根に取り付いて、自然林の急登を頑張ります。樹林の隙間からから時折まだ紅葉色の薄い黒岳の西斜面が見え隠れします。
傾斜が緩むと頭上は一気に開け、目指す大船山山頂が見えてきます。


黒岳(高塚山)の西斜面です。
まだ殆ど紅葉はしていません。まだ1週間から10日くらいはかかるんじゃ無いかと予想します。

カメラを構えている二人が今回同行されたpetboyさん(左)と、いーさん(右)です。


足元には秋のリンドウの青、頭上には青空に映える真っ赤なカエデ。
いずれの色も秋を感じる良い色です。

次第に尾根は細くなり、勾配もきつくなりますが痩せ尾根ゆえ左右には絶好の展望所も有ります。山頂はもうすぐです。


山頂直下の岩場に張り付くように真っ赤に紅葉するドウダンツツジです。
その向こうには豊後富士の異名を持つ双耳峰の由布岳や鶴見岳も近くに見えています。
今日は空気が澄んでいて遠くは四国の山々まで見ることが出来ます。


御池の辺まで降りてきました。

カメラを据えた登山者が2人だけしかいません。
静かに紅葉を楽しむことが出来ました。さすが平日登山です。週末はきっと多くの登山者が訪れる事でしょう。


山頂から見た御池周辺の紅葉です。

この紅葉が最盛期と見る人、まだまだと言う人、人それぞれ見方は違い異論も有るでしょうが、私は最盛期まで後3日前後と見ました。


山頂南側の様子です。


山頂直下様子です。


大船山山頂

今日はどこまでも見えるんじゃないかと思うくらい遠くの山も見えていました。
先日キャンプした宝満山も確認できました。
山頂で30分くらいいましたが、10人くらいの登山者しか出会っていません。この紅葉時期に10人です。さすが平日です。紅葉と展望を堪能し、段原に向けて下っていきます。


段原のドウダンツツジの色づき具合です。

真っ赤に燃え上がる様に紅葉するのは後1週間位かかりそうです。


段原から見る大船山です。

平治岳方面、坊ヶツル方面などと段原は登山道がクロスする要所です。
此処から見る大船山が好きなんです。ミヤマキリシマの咲くとき、また今日のように紅葉で色づいた大船山が一番好きですね。ここで食事を済ませ、米窪の火口壁を通り風穴に下っていきます。


この火口壁沿いの登山道はミヤマキリシマなどの潅木が生い茂り、通行する際は難儀します。
枝で手足を引っ掻いたり、ザックが枝に引っ掛かったりと大変です。足なんか傷だらけです。
火口壁沿いの歩きにくい登山道を暫く進み、今度は一気に黒岳を正面に見ながら風穴方面に下っていきます。やはり黒岳の紅葉はまだまだのようです。


風穴へ下る途中のカエデです。


紅葉は上ばっかりじゃないんですね。
葉は散ってもなお足元を彩って楽しませてくれます。


大船山と黒岳の鞍部に到着です。
大船山から下ってくると画像の道標があります。「黒岳・風穴」方面は左ですが、今水は「岳麓寺」方面の右に進みます。約15分で今朝通過してきた大船山東尾根入り口の前セリに到着します。前セリからは今朝登ってきた登山道を1時間弱で登山口まで戻ります。


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