田原山(鋸山)

【山行日】 08年11月30日
【今回登ったピーク】 八方岳542M
【登・下山口】 大分県杵築市山香町 鋸山トンネル手前登山口
【天気】 曇り
【参加者】 sanyuさん、 いーさん、 Hiroさん、 Haruさん、 toshiyan、 馬しゃん、 GEN
【コース】 鋸山登山口〜南尾根〜大観峰〜八方岳〜股覗岩〜杓子岩〜無名岩〜見返り岩〜登
      山口                                      行動時間約3時間

10月半ばから続いた紅葉観賞登山。

真っ赤なドウダンツツジの大船山に始まり、大崩山、高塚山、根子岳、黒髪山、御前・釈迦ヶ岳といいとこ取りの錦秋を追いかけて来ましたが、紅葉もすっかり麓の里まで下りて来ていよいよ2008年の紅葉も終わろうとしています。

そんな中、紅葉観賞登山シリーズの〆として大分県国東半島の低山、「田原山」に出掛けてきました。山香町の国道から見ると大小の岩峰を幾つも立ち上げ、ギザギザの稜線が見えます。低山ながらその岩峰を幾つも乗り越えたりしながらのスリルある岩綾歩きが楽しめます。

地元の人は「鋸山」や「のこぎり山」と呼び親しみ「鋸山の自然を守る会」の方達が登山道の整備などをされているようです。高度感ある歩きが楽しめる反面、スリップや滑落などには十分な注意が必要な山です。当日も登山口の駐車場で登山者に安全登山の呼びかけなどを行っておられました。福岡からtoshiyanさん、Hiroさん、Haruさんと同乗し、集合場所に向かいますが、途中立ち寄った由布SAは予想に反し、低い雲が立ち込めて北よりの風も強く寒い一日になりそうな予感がします。他のメンバーと合流後、登山口にAM8:00に到着です。

登山口は別府方面から国道10号線を北九州方面に北上し、杵築市山香町の下市北の信号を右折し、約10分で鋸山トンネル手前の登山口に到着です。登山口駐車場にはトイレもあります。


登山口です。

立派な駐車場にはトイレも完備されております。また、山靴などの汚れ物を洗えるような水道もあり有り難いですね。私達が到着したときには既に4〜5台の車が駐車してあり、その一角で「鋸山の自然を守る会」のメンバーの方が安全登山の呼びかけをされていて、協力金として100円を募金すると温泉の割引券やバンダナまで頂くことが出来ました。会の方によると「今日が一番良いときだ」と言われていましたがどうなんでしょうかねぇ。登山口は駐車場の向かいにあります。準備を済ませ8時15分に出発します。


登山口から人工林の中を行くと囲観音の分岐がありますが、ここは八方岳・大観峰方面の右に薄暗い杉林の急登を南尾根に向けてひと登りです。


杉林を抜け南尾根に出ると一気に視界が開けます。初めての同行者の方から歓声が上がります。周囲は断崖絶壁の岩尾根が見渡され、その断崖に張り付くように真っ赤に色付いた「ニシキギ」が圧巻です。上画像の岩尾根をこの後歩く予定ですがスリル満点でしょう。と、言いながらも今立っているこの南尾根も岩綾帯の痩せ尾根で両端がスッパリと切れ落ちています。因みに2枚下の画像がその南尾根の全容です。画像で見るとよく分かりますがペラペラの岩尾根です。


両手足を駆使した岩尾根の登降が続きます。


先程登ってきた南尾根です。

悠久の時間を経て出来た自然の芸術ですね。ただ、崩壊も激しいのでしょうか立ち入り禁止の看板も目に付きます。当日は北よりの風が強く寒い日でした。こんな風の強い時の痩せ尾根を通過するのに細心の注意が必要です。

先ずひとつめのピークの大観峰です。

今シーズン初めての鼻水が左の鼻からたら〜と流れ落ちます。
今日は寒いはずです。設置された温度計を見ると零度を示しています。指先もかじかんで来ました。

大観峰から見る山香町方面です。

頑丈な鎖は設置して有りますが滑落には十分に注意しましょう。特に雨なんかで濡れているときは特に注意が必要です。

大観峰の尖峰です。
大小いくつかの岩峰ピークを乗り越して次のピークの八方岳に向かいます。


八方岳のピークです。

この山は田原山、鋸山などいろんな呼び方がありますが、この八方岳のピークが最高峰(542M)とされています。山頂といっても縦走路沿いにあるピークでそう広いものではありません。ゆっくり腰をおろしての大人数での休憩は無理でしょうね。

これから向かう鋸尾根です。
見た目以上の小さなアップダウンが続きますがスリルがあり楽しい尾根歩きです。
この時点では曇り空で陽差しが無く、紅葉も余り見栄えが良くありません。でも、期待以上の紅葉です。やはり今年は台風が少なかったため、遅くまで葉っぱが落ちずに残ったんでしょうね。


高度感、スリルたっぷりの登降が続きます。今回同行の皆さんは余裕の歩きですね。

たまに人工林もその山の景観に溶け込んでいて違和感を感じない事もある。


↑  前後左右そして危険な足元と目が離せない  ↓
今歩いてきた岩峰群を振り返り見ると多くの登山者の姿が確認できます。

無名岩(中央)で休憩を取る同行者のHaruさんです。

無名岩で休憩中に雲の切れ間から陽が差し込んで、一瞬屏風岩が明るくなります。
やはりお天道様は有り難いです。それまで曇り空で映えなかった紅葉も一瞬の輝きを放ちます。

遠くは国東半島の中央部に位置する両子山、千燈岳、猪群山などが見えていました。


見晴らしの良い最後のピークを下ると一ヶ所分岐があります。
熊野摩崖仏方面の分岐です。以前登った時はそちらの方から往復したんですが、登山者も拝観料を取られるようです。現在はそちらのコースは余り歩かれていないようで、その分岐を左に下るのが一般的になっているようです。


分岐を左に行くと最後の岩峰、見返り岩があります。その名の通りこれまで歩いて来た道のりが登山者の姿と共に見渡されます。なごり惜しい絶景ですが、この後登山道は一気に樹林帯の中に下っていきます。

登山口の駐車場が見えています。
すっかり里の紅葉も終焉が見えてきたようです。
下山後は両子寺の紅葉を見物し、もうひとつ登る予定の中山仙境に車を走らせます。


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