障子岳・親父山・黒岳・三尖山
【山行日】 07年06月30日
【ピーク】 しょうじたけ1703M  おやじやま1644M  くろたけ1578M  みっとぎり1474M
【所在地】 宮崎県
【天気】 曇り
【参加者】 GEN
【コースタイム】 広域林道(しきみ橋)三尖登山口6:00〜三尖山頂7:30/7:45〜黒岳8:55/9:15〜親父山10:05/10:20〜障子岳10:50/11:35〜親父山12:10〜親父山登山口13:15〜三尖登山口13:30                         行動時間 7時間30分  

ミヤマキリシマも終わり、梅雨入りし中々休日と天気が折り合わず、なんかスッキリしない毎日です。週間天気予報を毎日睨みつけていました。
たまたま30日は回復傾向にあるとの予報が出ましたので、慌てて山行の準備をします。
さて、何処に行こうか?とりあえずオオヤマレンゲの見れる山にします。
オオヤマレンゲは”深山の貴婦人”と云われ、純白で椿に似た花です。甘酸っぱい香りを漂わせていて梅雨のこの時期に見頃を迎えます。

九州の山で見られる所は限られています。九重森林公園や鳴子山、根子岳などが有名ですが数は多くありません。大群落をなしているのは05年に訪れた祖母山の九合目小屋付近です。
祖母山に行けば当たり外れは無いんでしょうが、今回は同じ祖母山系の障子岳付近に出掛けてきました。ただ、今回は三尖、黒岳、親父、障子と周回で歩く予定です。

登山口は高森方面からR325を高千穂に向かい、玄武トンネルを抜け200M位行くと四季見原方面の看板があるのでそこを左折です。曲がるところに竜泉寺のお寺があります。
あとはクネクネ林道を進みます。途中親父山キャンプ場を過ぎ、暫く進むと一カ所分岐があります。
真っ直ぐは愛宕山展望所方面ですが。ここは左折して四季見原方面の親父山林道を進みます。
10分程で立派な林道を横切ります。上野川に架かる大きな「しきみばし」が見印です。
親父山の登山口は横切って暫くですが、今日はそこに下山してくる予定です。
三尖の登山口は「しきみばし」を渡ったところにありますが、案内板などはありません。
心細い踏み後と赤テープが目印です。

登山口から三尖〜黒岳間はいくつかのアップダウンがあり、所々はスズタケがうるさく、雨は降っていないが朝方まで降っていた雨露が笹に付いて頭から靴の中までビチャビチャです。
その事を危惧し、登りはじめに雨具を着用しようかと思ったが、もうあとの祭りです。

道中はガスで展望はありませんが、お目当てのオオヤマレンゲをはじめ、ヤマボウシ、山ツツジ、紅花ニシキウツギ、バイケイソウ、ツクシドウダンなどが沢山咲いています。
中にはシャクナゲやミヤマキリシマもまだ頑張っているものがありました。
■三尖登山口■
「しきみばし」をわたり100M位行くとガードレールの切れたところに登山口はあります。
入口の踏み後は薄ですが直ぐにハッキリした踏み後に変わります。
■登山道途中から■
雨は降っていないがご覧の様にガスで展望も無く黙々と登っていきます。
■登山道の様子■
小さなアップダウンをくり返しながら少しずつ高度を稼いでいきます。
所々ご覧の様にスズタケが生い茂り、難儀します。最初の内はストックで笹についた雫を叩きながら歩いていましたがラチがあきません。今更雨具を着ける気にもなれずにドンドン進んでいきます。雫で頭から靴の中までずぶ濡れです。
その分暑くは感じませんでした。
■三尖山頂■
ガスで展望がありませんがずぶ濡れになりながらとにかく山頂に到着です。
天気が良くても展望が無く、報われない山頂です。
山頂から少し西側に行けば展望の利く所が有るらしいですが、今日は行っても無駄のようです。
暫く休憩後今度は黒岳に向かいます。

■黒岳山頂■
三尖から黒岳までは厳しいアップダウンが続くがムシカリ、ツクシドウダン、山ツツジなどが疲れを癒してくれる。
最後の急登を頑張るとここも天気が良くても展望の利かない山頂に到着です。
■登山道の様子■
黒岳から親父山に向かうと直ぐに北谷からの登山道が合流する。何ヶ所かロープの付けられた岩場を過ぎ、登山道が平坦に成るところにはバイケイソウが沢山咲いています。
少し登り返すと親父山登山口から来た道と合流します。親父山の山頂は直ぐそこです。
■親父山山頂■
この山頂も天気が良くても展望はありません。
丁度私が到着したときに5人グループの方が休憩されていました。全身ずぶ濡れの私を見て驚かれていましたが、事情を説明すると自分たちも機会があれば歩きたいと仰っていました。
ここから障子岳に向かいます。
■米軍のBー29墜落地点■
親父山から少し下るとアメリカと日本の国旗が見えてきます。以前ここを通ったときは朽ち果て掛けた杭に記されていたが今は立派な平和記念碑に変わっていました。
また、ここにはお目当てのオオヤマレンゲが沢山咲いています。
ただ、ここのオオヤマレンゲは高いところに咲いていてなかなか近づいて写真が撮れません。
ここでの撮影は諦めて先に進みます。
■登山道の様子■
アップダウンの少ない快適な登山道脇にはバイケイソウ、紅花ニシキ空木などが咲いている。
オオヤマレンゲは登山道から離れた所に咲いているようなので帰りに寄ることにしよう。
■障子岳山頂■
親父山から殆ど高低差も無く到着です。
誰もいません。ガスで何もみえません。
ザックを置いて祖母山の方に少し下って行って、オオヤマレンゲを探すが中々見当たりません。
5-6年前にここら辺りで沢山咲いていた記憶があったのですが記憶違いだったのでしょうか?
そうこうしていると頭上のガスが飛び、青空が見えてきました。慌てて駆け足でもう一度障子岳の山頂に戻りました。
■古祖母山■
ガスの切れ間から古祖母山が見えました。
画像では見づらい出すが傾山も見えていました。
■祖母山方面■
どうしても祖母山の上部のガスが取れません。
もう少しなのですが次々にガスが飛んできて見えそうで見えません。ストレスが溜まります。
そのうち周りも再びガスに覆われてきましたので
45分待ってしてこれが精一杯でしょうか。
諦めて山頂を後に再び親父山方面に戻ります。
障子岳から親父山に戻る途中に登山道からそれて、ヤブ漕ぎしながらオオヤマレンゲを探します。
結構咲いてはいるんですが、旬を過ぎた茶色がかったものが目に付きます。
その中から良いものを何枚か撮る。なかなかとり易いものが無くて背伸びしたり、木にも登りますが上手い具合に撮れません。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる方式でパチパチとりまくる。
親父山まで戻り、今度は正規の親父山登山道を下ります。歩きやすい登山道です。
広い尾根にはシャクナゲの大きな木が沢山あります。時期に来れば綺麗でしょう。
程なく一つ目の徒渉地点で顔を荒いサッパリしました。
4回目の徒渉地点には木橋が架けてあります。これを渡れば林道終点の広場です。
ここが親父山登山口ですが、以前着たときは此処まで四駆車で入れたのですが今は三面側溝が剥き出しになり進入は無理のようです。これから三尖登山口までは15分くらいです。

梅雨の晴れ間を探して出かけてきた今回の山行でしたが、雨は降らなかったのは良かったのですが
露の付いた笹のヤブコギが予想されたのに、面倒くさがって雨具を着けなかったのは反省しなければならないだろう。

ホーム / 次の山行記録 / 前回の山行記録 / 山歩きの記憶 / 山域別