祖母山
【山行日】 08年07月01日
【ピーク】 そぼさん 1756M
【登山口】 宮崎県高千穂町五ヶ所 北谷登山口
【天気】 晴れ
【参加者】 sanyuさん、 馬しゃん、 petboyさん GEN
【コース】 北谷登山口~風穴~山頂~九合目小屋~千間平展望所~北谷登山口

鬱陶しい梅雨の最中、束の間の晴れ間を利用して、熊本の山友さん達とオオヤマレンゲを求めて祖母山に出掛けてきました。これまであちこちの山でオオヤマレンゲをと予定していましたが、2回程雨で中止しました。今年のオオヤマレンゲはもうダメかなぁ、と諦めていましたが今年も何とか「森の貴婦人」に会うことが出来ました。

熊本県の大津で早朝に待ち合わせします。一台の車に乗り合わせ、北谷登山口のある宮崎県高千穂町に向かいます。久し振りに見る青空です。車中から南阿蘇の雲海や根子岳の急峻な稜線を見ながら、高森峠を越えていきます。


五ヶ所からうんざりするくらいの林道を進むと北谷登山口です。
登山口の駐車場にはトイレ、水場もあります。平日の早朝とあってまだ誰も来ていないようです。
ここ北谷登山口から祖母山を目指すには3本の登山道があります。ひとつは黒岳~親父~障子岳を経由して山頂を目指す、ちょっとハードなコース。それに祖母山頂に直接登り上がる風穴こーす。最後に最もポピュラーな千間尾根から国見峠を経由して目指すコースがあります。今回は登りを風穴コースで、下りが千間尾根通る周回の予定で入山します。


風穴コース途中の様子です。

登山口から暫くは沢沿いの感じの良い登路です。
前日までの雨でムシムシしていて一気に汗が噴き出します。苔むした滑りやすい足元に注意して少しずつ高度を稼いで行きます。


風穴上部の大岩のテラスです。

汗だくの中、風穴から流れ出してくる冷気でしょう。、冷やりした空気が漂います。
風穴とは大岩の折り重なる地中奥で、冬に出来た氷が夏になった今でも融けず、辺りに冷気を漂わしています。さしより自然のクーラーですね。


山ツツジです。

丁度見頃を迎えた山ツツジが咲き誇っています。


この風穴コースは祖母山頂に繋がる数ある登山道でも最短距離で登れます。
距離が近い分勾配はきつく、何ヶ所かにはハシゴが設置してあります。画像のアルミ梯子は今回一緒に同行させて貰ったsanyuさん達山中間が設置されたそうです。
また、スズタケの生い茂るこの登山道ですが、途中までは綺麗に刈り払われています。この作業は「高千穂山の会」の皆さんが刈り払われたそうです。有り難いことですね。

数年前の冬、寒冷前線の通過後に今日と同じコースで入山したことがあります。前日に降った雪の重みでこの厄介なスズタケが倒れ込んで登山道を塞ぎ、難儀した事を思い出されます。

途中何ヶ所か展望の良い露岩からは天狗岩、障子岳などが望めます。


山頂から北方向の九重、由布岳です。

登山口から2時間30分で山頂に到着です。
ガスが次々と湧いてくる中で今日はくじゅうなどの山々が近くに見えます。由布岳の双耳峰も肉眼では綺麗に見えています。


傾山です。

ガスの切れ間から傾山が見え隠れします。
暫くガスの切れるのを待ちますが、今日は悪くなりばかりです。
諦めて今日の目的である、オオヤマレンゲの群生地の九合目小屋に下っていきます。


この時期九州の各地の山でオオヤマレンゲは見れますが、祖母山の九合目小屋付近程の群生地は私の知る限りでは多分無いでしょう?

これだけオオヤマレンゲの木が多ければ、最盛期の前後でも見頃の花はきっとあるはずです。
今回も最盛期は過ぎていましたがまだまだ十分に楽しめます。オオヤマレンゲだけを求めるならここが一番良いですね。当たり外れが少ないですね。

5~6年前にくじゅうの鳴子山に出掛けた時の話ですが、当時はまだ現在のようにインターネットも普及してなくて情報が少ないなか出掛け、時期が早く無駄足を運んだことがあります。



「深山の貴婦人」といわれるオオヤマレンゲの花言葉は「変わらぬ愛」だそうです。
まぁ私には関係ないような花言葉ですが、そう云う雰囲気は伝わってきますね。


撮影タイム終了後に九合目小屋で昼食を済ませ下山します。



登山道は連日の雨で滑りやすくなっています。滑らないように木々に摑まりながら用心して下っていきます。


登山道の足元には沢山のタツナミ草が咲いています。
草花に詳しい同行のsanyuさんからいろんな草花の名前を教えて貰いますが、覚え切れませんね。
ひとつ教えて貰うとその前に教えて貰ったものはすっかり忘れてしまっています。
やっと覚えても次に目にするのは1年後なわけでして、そうなると完全に思い出せないですね。


熊本県、宮崎県、大分県境の三県境を過ぎ、千間平付近の展望台から見た今年のGWに歩いた越敷岳方面です。気持ちの良い縦走路でした。
暫く休憩し登山口に向けてもう少し頑張ります。
登山口でドロドロになった登山靴を荒い、登山口を後に高森の月廻り温泉で汗を流し、自宅に向かいます。帰宅途中で見たガソリンスタンドの値札に遠くの山が霞んで見える様な気がします。


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