三鈷峰
【山行日】07年04月30日
【ピーク】さんこほう1516M
【所在地】鳥取県  概略地図
【天気】晴れ
【参加者】GEN
【コースタイム】大山寺登山口6:10〜下宝珠越7:25〜三鈷峰9:20/10:15〜像ヶ鼻10:25/11:10〜上宝珠越〜砂すべり〜元谷大堰堤12:25/12:40〜大山寺登山口13:20 
                                            行動時間7時間10分

大山は鳥取県の西部に位置し、中国地方の最高峰の山である。弥山(1710M)、剣ヶ峰(1729M)、三鈷峰(1516M)の総称である。ただ最高峰の剣ヶ峰の登山道は崩壊が激しく危険なので、弥山の方を現在は山頂としているようだ。
また、日本海側に面しているために冬の積雪量が多く、雪の多い年などは夏まで雪が残ることがあるらしい。

大山には過去三度ほど季節を変えて登ったことが有りますが、いずれも夏山登山道の往復でした。
今回は少しコースを変えて歩こうと手持ちのガイド本やネットなどで調べていると、私が最初考えていた大山寺〜宝珠尾根〜三鈷峰〜像ヶ鼻〜振子山〜野田ヶ山〜大休峠〜川床間のうち、振子山付近のピークの崩壊が激しく危険との情報をネットで入手。
軟弱ハイカーの私じゃ危険と判断し、三鈷峰往復にしました。それに下山は砂すべり経由で元谷に下る計画に決定しましたが、崩壊の激しい山なので臨機応変に対応しようと思います。

■大山自然歴史館下駐車場■
駐車場から見た大山。三鈷峰は一番左側の三角のピークがそうです。
画像は前日の夕方に写したものです。
■駐車場■
大山には駐車場は何ヶ所か有るが、冬場の除雪が必要時以外は無料で使用できる。
トイレもありありがたいことだ。
■大山寺の参道■
駐車場の横に懸かる橋を渡り、大山寺の参道を登っていく。時間が早いためか人影は無く、閑散としている。
■大神神社の参道の石畳■
大山寺を過ぎると写真のような石畳になる。
看板には「日本一長い石畳の道」とかいてあった。
その割りにはそう長くは感じなかった。
それになんか歩きにくい感じだった。
■大神山神社■
最後の階段を上ると大神山神社があり、お参りを済ませ、建物の右横から本格的な登山道に入っていく。
■ブナ林■
大神山神社から杉の原生林を行くと、次第にブナなどの自然林が多くなる。春を待っているかの様に枝の先からはほんの少しだけ新芽がのぞいていた。
途中、宝珠尾根の方、左に登山道を取り進むと宝珠尾根に飛び出る。
■大山北壁■
宝珠尾根を進むと崩壊後の痛々しい北壁が樹間から見え隠れする。
また、頻繁に落石が発生していてゴトゴトと北壁にこだまする。時折大きな落石の時は砂煙が上がる。画像の中央の砂埃は結構大きな落石の様だった。
■三鈷峰■
今日の目標の山の三鈷峰だ。
この山も崩壊が激しく
■宝珠尾根の小ピークから■
宝珠尾根は痩せ尾根の登山道です。所々は足元の悪い所があり注意が必要だ。
山鈷峰の頂やユートピア小屋も目視できる。
■中宝珠越■
下宝珠越えの次に中宝珠越です。
同じ様な感じの登山道をアップダウンを繰り返しながら少しづつ高度を上げていく。
上宝珠越には帰りに下る予定の砂すべりの分岐がある。そこからは山肌を横切るように登山道は稜線に続く。途中勝間ケルンを過ぎると三鈷峰と剣ヶ峰の主稜線にでる。
■山鈷峰山頂直下の崩壊地■
主稜線の分岐にザックをデポして山鈷峰には左の方に進む。
途中には崩壊で足元の悪い所を過ぎると山頂はもう直ぐです。
■山鈷峰山頂■
山頂は遠くから見ると狭そうだが、実際に登ってみると結構広いです。
■山頂からの北西方向■
ケルンの左にに見える山は豪円山です。
■山頂から南西方向■
これが大山の全容だ。やはり崩壊が進み痛々しい。
しかし、その痛々しさがまたアルペン的な風景をかもし出しているのだろう。
■山頂から東方向■
右手前が振子山、その左が野田ヶ山かな?
野田ヶ山の奥が甲ヶ山、右が矢筈ヶ山かな?
■山頂から南東方向■
一番奥の二つ見えるピークが昨日登った蒜山の山並みです。
■山鈷峰■
山頂から分岐に戻りユートピアこやを過ぎ、像ヶ鼻のピークに向かう。
避難小屋は狭いが綺麗にしている。
ここで休憩中に本来は通行禁止とされている、剣ヶ峰の方を見ていると弥山の方から縦走している登山者が数名いた。
暫く休憩してから今来た道を、上宝珠越まで戻る。
■上宝珠越から■
ここの分岐から砂すべりと言われている上部の崩壊した砂礫が一箇所に集まる所があり、ここを下って行くのだ。
■砂すべり■
砂礫に足を乗せると足元の砂礫ごと下部に滑り落ちるので一歩踏み出すと一気に数メートル下降できる。標高差でいうと150Mくらいを数分で下ることが出来る。
しかし、足元だけに気を取られずに、上部からの落石も十分注意しなければ危険だ。
■砂すべりの下部■
砂礫が無くなり雪渓が出てくる。
ここも雪にかかとから踏み込んで一気に下る事ができる。
雪渓が無くなり、大きな岩ばかりになる頃には元谷の大堰堤が見えてくる。
■大屏風岩■ ■大堰堤付近■
■大堰堤から見る大山の全容■
このあと治山林道に入り直ぐに遊歩道を左に下る。暫くするとすると今朝、通てきた宝珠尾根分岐に出る。後は朝来た石畳の道を大山寺に向けて下る。

4回目の大山だが、今までは全て夏山登山道の往復でした。
夏山登山道は危険な所も無く安全だが、今回にコースも夏山登山道に次ぐ、人気のあるポピュラーなコースとなっている。しかし、登山道が崩壊しかかった所もあり、多少の危険はあると思う。
しかし、今の崩壊続ける大山を知るには良いコースかもしれません。
次は当初の予定していたコース、振子山、大休峠、川床と歩いてみたい。それも秋がいいかなぁ。

危険と感じる箇所は人それぞれで感じ方も違うと思います。登山はあくまでも自己責任で行って下さい。

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