夏木山 
【山行日】 08年04月29日
【ピーク】 なつきやま 1386M
【登山口】 大分県佐伯市藤河内
【天気】 晴れ
【同行者】 馬しゃん  petboyさん
【コース・タイム】 夏木新道登山口7:00〜アケボノ平〜山頂〜鋸尾根〜犬流れ越分岐〜犬流登山口〜林道〜夏木新道登山口13:00                        行動時間  6時間

毎年この時期になると気になるアケボノツツジの状況ですが、今年は28日〜30日まで祖母傾縦走を予定していたため、縦走中に「何処かで見られるな」、そう思っていたのですが、急遽縦走メンバーの一人が参加できなくなり、縦走はあえなく中止となりました。

縦走のため休暇を取得していた私の予定表にポッカリと穴が開きます。
3日間の穴埋めに1日は仕事に出ましたが、もう一日を残りの縦走メンバーと熊本の山友さんらと大分と宮崎の県境の山である夏木山にアケボノツツジを見に行く事にします。

予定している登山口が大分県と宮崎県の県境近くにあるため、福岡からや熊本からでは随分と時間が掛かります。この時期の夏木山はアケボノツツジを求めて一年で一番登山者が訪れる時期です。駐車場の無い登山口周辺の狭い林道には沢山の車で溢れます。駐車スペース確保のため前日に大津町内で待ち合わせ、登山口近くのキャンプ場で前泊し、朝一番に登山口に向かう計画です。

キャンプ場到着は20時を過ぎていました。
これで3年連続となる夏木山ですが、07年も06年も満足のいくアケボノツツジを見ることが出来ました。今年も大いに期待しながら買ってきた弁当を食べて早めに就寝です。



登山口はR326を豊後大野市方面からから宮崎の北川町方面を行き、道の駅を過ぎて桑の原トンネルを抜け、直ぐ右折して約10キロほど走るとあります。
登山口には7時前に到着しました。既に結構登山者の車が停めて有りますが、ラッキーです登山口の直ぐ近くに特等席が空いていました。準備を済ませ、いきなりの急登で登山開始です。
準備体操を念入りにしていなかった為か、いきなりの急登でふくらはぎの筋肉が悲鳴を上げているのが分かります。暫く頑張るとシャクナゲがチラホラと迎えてくれます。

更に急登をいくと、頭上には今が盛りとばかりピンク色したアケボノツツジが大輪の花を咲かせています。ここから山頂までの尾根筋にはアケボノツツジが途切れることなく咲いています。
また、急斜面に立つ幹から広く張り出した枝が丁度目線の位置にあり写真は撮りやすそうです。
後から登ってくる登山者からも感嘆の声が聞こえてきます。
同行者のお二人はここ夏木山は初めてで、私が最初見たとき同様アケボノツツジの木の多さに驚かれています。


やはりアケボノツツジには青空が似合いますね。
このアケボノツツジは葉っぱが出る前にこの花を咲かせる為、傍から見ると枯れ枝に造花の花が付けられたように見え、不思議な感じだ。


アケボノ平付近です。
もう、アケボノツツジのトンネル状態です。

頭上、足元、右左とアケボノツツジに囲まれた状態です。
必然と足は止まり、シャッターを押す回数も多くなります。特にお二人は熱心に撮影されています。


木山内岳方面だと思います。


登山口から1時間50分くらいで稜線に到着です。
右に行くと鋸切尾根経由で檜山〜新百姓山を通り、杉ヶ越の県道に行けます。山頂は左に急登をひと登りで9時に到着しました。山頂は結構広く、新緑の出揃う前のこの時期限定で樹林の間から展望も望めます。西方向には五葉岳や兜巾岳が垣間見えています。鹿納坊主の岩峰も見えていました。


山頂のアケボノツツジはご覧の様に疎らでまだまだでした。
しかし、このまま気温の高い日が続けばあと4〜5日でピンクの大輪の花が開きそうなほど、花芽も膨らんでいます。遠景の山は傾山です。確か今日は山開きの神事が行われる筈です。

夏木山も数年前までは山開きの神事は行われていたようですが、どうも中止になっているようです。考えてみれば山開きが中止になった原因かどうか分かりませんが、登山口に車を停めるスペースもない山の山開きは少し無理が有るかも知れませんね。離合もままならない林道に車を停める訳で、ましてや一年でこの山が一番に賑わうアケボノツツジの開花に合わせてですから尚更大変でしょう。


山頂から大崩山方面です。

大崩のシンボルでもある、湧塚や小積ダキの岩峰が見えています。
今日辺り、大崩山も多くの登山者で賑わっている事でしょう。
30分ほどの休憩後に山頂を後にして鋸尾根に向かいます。

鋸切尾根の沢山あるピークのひとつですが、この山域に良く見られる五葉松で、切り立った岩峰にマッチングして綺麗ですね。その五葉松の中にポツン、ポツンとアケボノツツジのピンクが目を引きます。絶景ゆえ登山道も危険な所も沢山あり、十分な注意が必要です。表土の剥がれ落ちた岩肌のトラバースでロープを見ると、岩角で擦れ傷が入っていました。


コースには数カ所のハシゴ場があり助かります。ここまで梯子を運び、設置された方々に感謝です。こんな感じで沢山のアップダウンをくり返しながら犬流れ越えに向かいます。


険しい縦走路沿いにも沢山のアケボノツツジが咲き、緊張を和らげてくれます。


画像で見ると花びらがふんわりと宙に浮いたように見え、打ち上げ花火の様にも見えます。


最後のピークの登る途中で振り返り見た今歩いてきた大鋸、小鋸のピークです。
満開のアケボノツツジが沢山点在して綺麗です。


犬流れ越えです。

真っ直ぐ進めば檜山まで30分位と掛かるでしょうか。今日はここからから犬流れ登山口向けて下ります。その前に昼ご飯の時間です。


明るく綺麗な林床にはまだ樹齢の浅いヒメシャラが沢山有り、新緑が眩しいです。心安らぐ情景ですね。昼食後は犬流れ登山口のある林道まで1時間ほどで到着します。
林道を15分くらい歩くと車を停めた夏木新道登山口です。
林道のちょっと広い場所には私達が朝来たときよりも随分と登山者の車が駐車してあります。
他県ナンバーも多く、改めて夏木山のアケボノツツジの人気を感じる事が出来ました。

下山後は木浦名水館で汗を流し福岡までの長い道のりを帰ります。

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