中山仙境(夷耶馬)

【山行日】 08年11月30日
【今回登ったピーク】 えびすやば317M
【登・下山口】 大分県豊後高田市
【天気】 晴れ
【参加者】 sanyuさん、 いーさん、 Hiroさん、 Haruさん、 toshiyan、 馬しゃん、 GEN
【コース】 河川プール登山口〜無名橋=夷耶馬〜隠洞窟〜登山口

午前中の田原山から移動して来ました。

何でそう呼ぶのかもよく知りませんが、中山仙境と言う山はありません。この辺り一帯の山のことをそう呼ぶのでしょうか?三角点のあるピークには夷耶馬(えびすやば)と書いた標柱がありますが、登山口付近の豊後高田市観光協会の案内板には高城と記載されていました。
また登山口周辺には霊仙寺を初めとするお寺が沢山ありこの一帯を市指定の史跡になっているようです。また、お寺の直ぐ近くに教会もありなんか不思議な感じの空間です。

この山も低山ながらもスリルある岩綾歩きが楽しめます。
登山口までの道順は国道10号線、北九州方面から別府方面に向け宇佐八幡宮を過ぎ「岩崎」の信号から213号線、国見町方面に左折し香々地から県道653を約15分で霊仙寺前の登山口に到着します。

ハラハラ、ドキドキの田原山を後に、モミジで有名な両子寺に立ち寄って中山仙境にも足を伸ばしてみました。両子寺の紅葉は終わり掛けていましたが、大勢の観光客で賑わっていました。

なかなか行く機会が少ないのでたまには良いでしょう。同行のいーさんはこうゆう寺院仏閣の人工美の紅葉も気にかかるようです。余程好きなんでしょう。
sanyuさんから行動食の「回転饅頭」をおごって頂き、元気が出たところで中山仙境の登山口に向かいます。ここから20分くらいで着く筈なんですが、車載のナビは10年位前のもので上手い具合に近道を示してくれません。ナビの指示するままに行きましたが、随分と遠回りしたようね気がします。しかし、遠回りでも何とか登山口には付く事が出来ました。


登山口の向かう途中にイチョウの木が沢山あるところで車を停め、しばし落ち葉の絨毯の上で戯れていました。この国東半島周辺にはこうやって、銀杏の木が密集しているところをよく見掛けます。何かのために植えてあるんでしょうが何でしょうかね???


登山口にある案内板です。

登山口に到着したのが13時頃でしたので下山してきた登山者が沢山おられます。駐車場にトイレも完備され屋根付きの休憩場などもあり、登山道はその休憩場の中を通り抜け今は利用されていない河川プールのある竹田川を渡り登山道に取り付きます。予定では2時間程度で周回出来る筈です。


自然林に覆われ、手の込んだ擬木の階段の登山道をひと登りで尾根に出ます。
右から「前田登山口」からの登山道と合流し、そこからは自然林の尾根歩きです。


イノシシの沼田場(ぬたば)。

登山道脇で見掛けました。イノシシの身体に付いたダニなどをこの沼田場でごろんごろんして駆除するらしい、と、同行のいーさんから教えて貰いました。


登山道脇にはご覧の様な石仏があちこちに安置されています。
それまで歩きやすい尾根道もこれから先は鎖場の岩綾帯歩きとなります。


中山仙境名物の「無名橋」です。

画像で見ると大したこと無いんですが、石橋の長さは3Mくらいで右側は切れ落ちています。
誤って落ちると「あっ!痛い」じゃ済まされない高さです。橋を渡っているのはHiroさんですが、「落ちるなら左側バイ」と的確なアドバイスが親切な同行者から聞こえてきます。


無名橋付近からの高度がある岩峰の景色です。この岩のテッペンには登られるんでしょうかね?


周防灘方面の眺望が抜群です。この日は対岸の山口県の山々まで綺麗に見る事が出来ます。


国東半島の山々低山ながらはこんな感じの岩山が多く、岩綾帯歩きが楽しめます。


あの鎖場を登りきると山頂です。


山頂には四等三角点が設置されています。山頂の標識は「夷耶馬」と記されていますが登山口の案内板には「高城」と記されています。
山頂自体は尖峰ゆえ広くはありませんが眺望は360度開けています。


山頂からから西方向です。


山頂から東方面の眺望です。

通称「馬の背」と言われている痩せ尾根です。
風の強い日は注意が必要です。昨年だったかこの痩せ尾根で転落事故も起こっているようです。

画像のピークの先にもうひとつピークがあるんですが、そのピ−クの手前から左に鎖を伝って下っていきますが、右側は大きく切れ落ちています。岩や木の根を踏んで下るところですが、個人的にはここが一番危険かな?と感じました。
先程まで歩いて来た岩峰の基部を巻くように下っていきます。


隠洞穴(隠れウト)

洞窟の奥には石仏がたくさん安置されています。
ここから人工林の杉林を下っていくと下山口の県道までは直ぐです。


下山口から登山口までは県道を15分くらいで到着します。
県道脇の霊仙寺境内の銀杏や終わりかけたもみじが西日に照らされて輝いていました。
同行の皆さんの顔を見ると満足そうな笑顔ばかりでした。

田原山、中山仙境とも低山でいずれも2〜3時間で登れる山ですが、痩尾根で岩稜帯の登降が鎖場を伴って連続する歩き応えのある山です。岩峰を幾つも乗り越えての歩きですから展望は悪いわけはありません。ただ、スリップの絶対許されない所も多くありますので注意は必要な山でも有ります。


下山後は日出町の梨アグリさんの所に伺いました。
山歩きの予定が当初より掛かりすぎ、お邪魔するのが少し遅くなりゆっくりお話も出来ませんでした。この次お邪魔する機会があればゆっくりと山の話や梨栽培のお話などを聞きたいと思います。
帰りは梨アグリさんに教えていただいた温泉で疲れを癒し、西の夜空に輝く金星と木星を車窓から見ながら帰福しました。

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