行縢山 
【山行日】 10年12月31日
【ピーク】 むかばきやま830M
【登・下山口】 宮崎県延岡市行縢町 少年自然の家上部登山口
【天気】 晴れ
【同行者】 単独
【コースタイム】 登山口〜行縢滝〜山頂〜登山口

年末年始は寒波の影響で日本列島は大荒れの予報です。
当初年末の予定は四国の三嶺を非難小屋1泊で予定していましたが、悪天の山歩きで得るものは少ないので四国行きは中止を決定します。
で、せっかくの正月休みをどうしましょう?と、いろいろ考えた挙句、2月の初旬に行く予定だった延岡にいる私の知人に所用の前倒しを打診し出掛ける計画を立てました。この大荒れの年末に訪問するのは気がひけましたが、それ以上に九州じゃ太平洋側に面した宮崎方面の天気が良さそうで、青空も見えそうな予報には勝てませんでした。

30日の夕方雪の舞う福岡の自宅を出発し、チェーン規制の出た峠道を幾つも越えて高千穂の道の駅に着いたのは日付も変わった31日の深夜でした。仮眠を取り明るくなった7時過ぎに移動を開始し、今日登る予定の行縢山の登山口には9時頃に到着しました。


麓の行縢町から見た行縢山

R218号線の平田町の信号より左折し少年自然の家の方面に進むと、正面に花崗岩の岩峰が目に飛び込んでくる。二つの岩峰の右側が雌岳で左側が雄岳です。普通展望の良い雄岳がよく登られているが以前雌岳のも登った時があるが正しく展望の無い報われない山頂でした。
しかし、山頂手前の大岩から見る展望はなかなか良い感じだと記憶しています。
雄岳と雌岳の鞍部には日本百滝選にも選ばれている行縢の滝が流れ落ちている。


少年自然の家、行縢神社を過ぎて暫く走り民家の先から左折して行き止まりに登山口があります。準備を済ませ石段の登山道を登っていきます。この辺の積雪は大したことはありませんが、岩の上に積もった中途半端な積雪の為、足元は滑りやすく歩きにくい。幾つか木製の橋を渡り山頂を目指しますが、時折り凄い風と共に木々に積もった雪がドサッと落ちてきて首筋に入り込み冷たい思いをします。


立派な鉄製のつり橋から見た行縢の滝の落ち口です。(V型のところ)
九折の登山道の石段で高度を稼いでいくと行縢の滝の分岐があり、滝までは直そこなので立ち寄ってみる事にします。


行縢の滝

落差80Mもある滝ですが、水量が少なくて全く迫力が無く残念です。一部凍結した所もありますが、完全氷結することはないでしょうね。


行縢の滝からもとの登山道に戻り、祠のある峠を越えると直に分岐があります。
ここは県民の森方面を右に見送って左に下っていきます。


行縢川の源流を徒渉し対岸に渡ります。
水量は少なくて徒渉には問題ないのですが、雪で覆われた岩を飛び移るのは大変でした。
以前祖母山系の沢で岩から岩に飛び移る最中に滑り、腰を強打した事がトラウマとなりそれ以来用心深くなりすぎています(笑)


積雪は10cm程なんでしょうが、木の根や小石に足を取られなんか歩きにくい登山道です。
雪も水分を多く含んだ直ぐ解けて無くなる様な雪質です。
私の前に2人ほどの登山者の足跡がついています。
山頂手前でそのお二人とすれ違い、暫くお話をする中でこれほどの積雪は珍しいと仰っていました。


山頂に到着です

この行縢山は祖母傾国定公園に含まれているそうです。
今日の山頂は風が強くじっとしていると寒くて堪りません。山頂からの展望は頗るよく太平洋の大海原も遠くに見えています。


山頂から北東方向の展望です。

真ん中の三角の山は雌岳で、その左に見える山は西郷隆盛のゆかりの山だと言われている可愛岳です。画像では確認し辛いですが遠く四国の山々も見えています。


山頂から南方面の展望です。

南面は断崖絶壁ですこぶる展望が良く、延岡市内も一望出来、登山口近くにあった少年自然の家も直ぐ真下に見えています。相変わらず風は強く北側に見えるはずの大崩山や日ノ影方面の山々は雪雲に覆われ、その姿を見ることは出来なかった。下山は往路を戻る。


正月準備の終わった漁船が停泊する土々呂漁港から見た行縢山です。


門川町の遠見山から見た行縢山です。
その向こうには先ほどは見ることが出来なかった、鬼の目山や国見山など日ノ影の山々を見る事が出来ました。


2010年最後の夕陽です。
シュルエットに見える左側の山は尾鈴山です。
この尾鈴山にも暫く訪れていませんねぇ〜。福岡からだとこの山域はとても遠く、なかなかいく機会がありません。この後知人宅で所用を済ませ、年越しソバを食べさせてもらい泊まらせて貰います。


あけましておめでとうございます。
太平洋から昇る2011年最初の日の出です。

知人宅を5時に出て、もう一度遠見山に登り、初日の出を拝みます。
海から昇る日の出も良いですが、やっぱ山から昇る方が私は好きですね。


さあ、このあとは何処に行こうかと、天気予報や地図を見ながら考え、とりあえず袖ダキくらいの往復は可能じゃないかと大崩山の登山口がある祝子川に向かいます。
登山口には1台車が止まっていましたが、雪の着き具合から昨日からの停めてある車のようで、昨日の悪天の中、山中で一泊されているんでしょうかね?
ご覧の様に登山口の積雪は大したことはありません。
でも雪雲ですっぽり覆われ山を見上げるとゴーゴーともの凄い風の音が気分を萎えさせていきます。袖ダキまでの往復なら時間的には余裕が有るのでしょうが、祖母山での遭難騒ぎの最中無理して登る事を諦めました。ならば美人の湯で温泉でもと10時の開館時間まで待ちますが、10時を過ぎても一向に開く気配も無いので登山口を後に明日登る予定の霧立の山へ向かうことにしました。



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