三俣山
【山行日】 08年06月01日
【ピーク】 みまたやま(北峰・本峰・南峰)1745M  ゆびやま1449M
【登山口】 大分県九重町長者原
【天気】 晴れ 
【参加者】 GEN
【コース】 指山観察道路入口駐車場〜指山登山口〜指山〜北峰〜本峰〜南峰〜大鍋・小鍋〜雨ヶ池分岐〜舞鶴尾根〜指山観察道路〜登山口

毎年この時期になると気になるくじゅうのミヤマキリシマの咲き具合です。ネットなんかでいろいろ調べ、まだ少し早いようですが天気も良さそうなので出掛けてみることにしました。

ミヤマキリシマは九州の火山帯の山に自生する小さなツツジで、山肌を覆い尽くすように咲き誇る様は見応えがあり、感動ものです。今年は果たしてどうなんでしょうか?
ミヤマキリシマが咲くこの時期がくじゅうは一年で一番賑わう時でしょう。それに今日はくじゅうの山開きの日です。毎年6月の第一日曜日に久住山と大船山と交互に行われていて、今年は大船山です。今日は大船山をはじめこの山域には多くの登山者で賑わう事でしょう。

本来なら群落の広がる平治岳辺りのミヤマキリシマが当たり外れが少なくて良いんでしょうが、人出も半端じゃなかろうと思い、今日は三俣山にでも登って大船山の山開きの様子を双眼鏡で観てみようと思います。

前日、いつものように仕事を終え、登山口のある長者原に向かいます。
長者原の駐車場は結構多くの登山者が車泊やテントを張って明日の登山に備えているようです。



雲も風もない最高の天気になりそうな朝です。軽い食事を済ませ指山の登山口に移動します。

鉱山道路の車止めの手前に数台の車は駐車できます。既に二台の車が停めてあり、やはり車泊されているようです。準備を済ませて6時前に出発です。駐車場から少し戻り、指山自然観察道路に入っていきます。15分ほど観察道路を行くと指山の登山口があり、樹林帯の中を40分程登ると山頂に到着です。

指山山頂です。


山頂部はだだっ広くて、ミヤマキリシマの株があっちこっち点在しています。
ご覧の様に虫食いの株はほとんど無いのですが、最初から花を付けていない株が目立ちますね。同じ株でも部分的に咲かせているような株も多く、全体的に見渡すと見栄えは良くないように感じました。まぁ、これも自然のサイクルなんでしょうから人間の都合で高望みする方が無茶なんでしょう。

指山を後に三俣山の北峰をめざします。


登山道から振り返り観た指山ですが、お椀を伏せたような可愛らしい山容です。
判りづらいですが山頂部にミヤマキリシマのピンクが見えています。


勾配のきつい登山道脇にはイワカガミが沢山咲いています。
石楠花の木も沢山あり、まだ頑張って咲いている木も数本ありました。
木々につかまりながら急登を登りきると大鍋の淵の北峰に到着です。


三俣山北峰です。

ここから三俣山の本峰に向け一度北峰と本峰の鞍部に下り、火山土壌特有のズルズルの黒土に苦労しながら登り返します。振り返り観た北峰の斜面にはミヤマキリシマの株が多くありますが、茶色に変色し今年は咲きそうには無いようです。


三俣山本峰とそこから観た大鍋、小鍋の旧火口跡です。

この大鍋小鍋の淵を回るお鉢巡りも出来ます。今は緑一色ですが秋にはドウダンツツジの真っ赤な紅葉で染まります。
三俣山は長者原から見ると三つのピークに見えますが、本当は五つのピークがあります。北峰以外の山頂は広く平坦です。浸食が激しく毎年少しずつ草地が無くなっているように思えます。
そんな本峰を後に今度は坊ヶツルの眺めが良い南峰に向かいます。


南峰手前の登山道脇にはマイズルソウが沢山有りますが、開花まではもう少し後数日掛かりそうです。


花期を過ぎたクサボケと三俣山南峰です。
ここのピークも広いです。坊ヶツルを見下ろすにはピークの西側に行かないと見えません。


南峰から見た九重連山です。


南峰から見た本峰です。右端のピークは北峰です。


真正面の山が平治岳ですが今日は登山者で賑わっていることでしょう。
肉眼で見ても結構咲いているようです。大船山の山頂では山開きの神事が行われているようで、取材のヘリコプターが飛び回っています。双眼鏡を覗くと多くの登山者で山頂は満員の様です。

山開きの神事にも参加してみたい気持ちもあるんですが、人の多いのは苦手なのでなかなか踏み切れません。以前久住の山開きのとき知らないで出掛け登山者の多いのに驚きました。
でもちゃっかりとペナントは頂いてきました。それ以来は避けています。


南峰の西端から見た坊ヶツルです。
画像では判りづらいですが色とりどりのテントが見えます。



平治岳南峰の南斜面のミヤマキリシマの咲き具合です。
これで見る限りではそこそこ咲いているようには見えますね。倍率の高い双眼鏡で見ると茶色に変色した株も結構見えました。
1時間以上も山頂に滞在し、小鍋に向けて下っていきます。右の画像は雨ヶ池付近です。良く見ると池が出現しています。


小鍋の最低鞍部の雨ヶ池分岐の標識まで一気に下ります。
ここから右に下れば雨ヶ池に下っていけますが、今日は舞鶴尾根を下る予定ですから、ここからもう一度北峰に向けて登り返します。
北峰の少し手前に心細いふみ跡がありますが、これが舞鶴尾根新道です。
ここから一気の急下降です。木々に捕まりながら注意して下っていきます。途中ヨウラクツツジやドウダンツツジ、石楠花、イワカガミなどが目に留まります。
傾斜も緩み歩きやすくなって来た付近で踏み後が薄くなって、最後はとうとう無くなって来ましたがそのまま強引に下ります。そのうち指山自然観察道路に出るはずです。15分くらいで観察道路に出ました。ここは左に向かいます。右に行けば雨が池と長者原間の杉林の中にあるベンチのある所にも行けます。途中崩壊箇所を通過すると暫くで今朝通過した指山の登山口に出ます。そこから駐車場までは直ぐです。


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