黒髪山

【山行日】 08年11月16日
【今回登ったピーク】 くろかみさん516M
【登・下山口】 佐賀県武雄市山内町  乳待坊展望所登山口
【天気】 曇り時々晴れ
【参加者】 kazuさん いーさん、 GEN
【コース】 乳待坊展望所〜登山口〜見返り峠〜黒髪山山頂〜(往復)〜登山口

拙いホームページを立ち上げてかれこれ4年が経とうとしています。
その間に九州各地の山々を歩き回って来ました。しかし、改めて過去の記録を良く見ると佐賀県の山には殆ど足跡を残していません。このままじゃ私のホームページのタイトル「九州の山歩記」じゃなくなってしまいそうです。
今年もあちこちの紅葉を追いかけてきましたが、その紅葉も標高の高い山から里山にかけ下り、人里の木々も色づきはじめました。そんななかネット仲間と余り出掛ける機会が少ない佐賀県の山、黒髪山に出掛けてきました。今回初めてお会いし、同行予定のkazuさんは黒髪山に登るの初めてだそうです。

いーさんを自宅に迎えに行き、高速でkazuさんとの待ち合わせ場所の武雄市の「黒髪少年自然の家」に向かいます。鳥栖を過ぎ佐賀大和ICを過ぎる頃から霧が濃く、辺りの景色は全く見えません。しかし、時折見える青空が天気の急速な回復を感じさせてくれます。

約束の時間より30分早く到着です。
思惑通りその頃には霧も晴れ、目の前に黒髪山の奇岩が迫ってきますが、紅葉の名所、乳待坊周辺は多少紅葉しているもののもう少しといった感じです。

kazuさんと合流後乳待坊の展望台に移動して登山準備をします。


黒髪青少年自然の家から見た黒髪山のシンボルとも言える雄岩と雌岩の夫婦岩です。
ここ黒髪山には大蛇退治伝説や悲恋物語伝説など幾つかの伝説が有り、この夫婦岩もその一つです。気の遠くなるような長い年月を掛けて浸食され、比較的固いところだけが残されて出来たのでしょう。現在も少しづつ浸食されているんでしょうね。
また特別天然記念物指定されているクロカミランやカネコシダなどの貴重な植物も数多く自生している。

この画像の20分程前までは霧で何も見えなかったのですが、一気に霧が晴れてご覧の景色です。昨晩20時に同行者のkazuさんに”明日の黒髪山決行メール”をする前、山岳天気予報や他の天気予報なんか見ながら随分と悩み送信ボタンを押しましたが、これだけ回復するとは予想はしていませんでした。


乳待坊の展望台入口です。

10台くらいの車は停められる駐車場とトイレも完備されています。
展望台はこの上にあり登ってみることにします。


乳待坊の展望台から見る武雄市内を埋め尽くす朝霧です。

今こうやって素晴らしい幻想的な風景を見られるのも今朝方まで雨が降り、先程まで辺り一面を覆っていた迷惑な霧のお陰ですね。
しばし自然の織りなす素晴らしいショーを見て登山口に向かいます。登山口は駐車場から更に未舗装の道路を少し行ったところにあります。


登山口です。

黒髪山は弘法大師のゆかりの山なんでしょうか、あちらこちらに石仏があります。
登山口からいきなりの石段です。今朝方までの雨で滑りやすくなっていますので十分に気をつけて登っていきます。


見返り峠に到着です。

登山口から殆ど石段ばかり、15分の登りで到着します。
ここ見返り峠はこの黒髪山系の登山道が交わる要衝でもあり、武雄側の乳待坊から登ってくると真っ直ぐ進めば焼き物で有名な有田町の竜門ダムの登山口に出ます。右は青螺山方面で、これから行く黒髪山は左に登っていきます。


見返り峠から少しで開けたところに出ます。
目の前にふたつの大きな奇岩が夫婦岩です。その夫婦岩のひとつ雄岩ですがとても登れそうにはありませんが、岩峰に張り付く木々が綺麗です。これが紅葉する木々なら更に綺麗でしょうね。
黒髪山初参戦のkazuさんは初めて見る光景に大喜びのようです。

夫婦岩のもうひとつ雌岩です。
この夫婦岩には実らぬ恋に死を選んだ男女が雄岩・雌岩に化したという悲恋物語の伝説があるそうです。この雌岩の途中までは登っていけますが帰りに寄ることにします。


杉と自然林の混在する急登の登山道脇に、国の天然記念物に指定されているカネコシダがビッシリと埋め尽くしています。私には普段の山登りで見るウラジロにしか見えないのですが、小葉の先の尖り方の違いがあるそうです。


西光密寺との分岐です。


山頂直下の鎖場、梯子場です。

苔むした岩場にはクサリや人工のステップが設置されていてますが、黒髪山初めてのkazuさんも頼もしく楽しそうに登ってこられます。


鎖、梯子を過ぎると竜門、有田ダム方面の分岐で、山頂は天童岩方面に直ぐです。


天童岩の鎖場です。ここを登りきると黒髪山山頂です。


黒髪山山頂に到着です。焼き物の街らしく方位盤も趣があり良いですね。


同行者の二人とも黒髪山からの眺望に感嘆の声を上げています。
この後も山頂を所狭しと駆け回り、写真を撮りまくっておられたようです。山登りを始められて間もないkazuさんも山の素晴らしさを実感されているんでしょう。


いーさんは何をされているんでしょうか?いーさんの頭の上の山が青螺山です。

いーさんは山を初めて三年くらいになるんですが、凄く精力的に出掛けられています。特に九重の早朝登山で日の出や雲海の光景に魅せられているようです。


乳待坊や少年自然の家方面です。


霞んでいて良く見えませんが武雄市街方面です。


有田ダムです。

最初はこのダムは竜門ダムと勘違いしていましたが、他の登山者から聞くと有田ダムだと教えてくれました。山頂でkazuさんから入れて貰ったコーヒーでも飲みながらのんびりと至福の時間を過ごします。
最近、私もいーさんも紅葉の追っかけで連チャンの山歩きが続き少々疲れ気味ですので、たまには今日の様に山頂で一時間近くのお喋りも良いですね。

山頂を後に往路を戻ります。


梯子、鎖場のある山頂直下の岩場には見慣れない苔がへばり付いています。


下山途中に雌岩に立ち寄ってみます。
雌岩の一番高いところまでは行けませんが、途中から覗き込んだ雌岩の基部ですが結構な高度感があり楽しい所です。


足元にはツル状で何の葉っぱか分かりませんが、赤く綺麗に紅葉しきっています。

登山口まで戻り、今度は乳待坊周辺の紅葉を散策する事にします。


↑  乳待坊付近の紅葉です  ↓
↑  乳待坊付近の紅葉です  ↓
乳待坊での紅葉散策をタップリとし、楽しかった黒髪山を後にもうひとつの目的の”井手チャンポン”に向かいます。

井手チャンポンに到着したのが13時頃ですが駐車場も満車、店内も満員で店の外まで行列が出来ています。日曜日の昼時とはいえ合い変わらずの大繁盛の様です。ネット山仲間と今年の2月に経ヶ岳の帰り、一度だけ食べた事があります。その旨かった事!機会が有ればと密かに企んでいました。福岡にも結構美味しいチャンポン屋さんはあるんですが、ここの具沢山のチャンポンには敵いません。繁盛に驕ることなく料金も良心的です。

前回ははじめてとは言え、麺と野菜の大盛りを注文しその多さに”ぶったまげ”ました。何とか完食はしましたが半端な量じゃ有りませんでした。今回はこの後忘年会も控えておりましたので、野菜だけの大盛りを注文しました。それでもやはり半端じゃなかったですね。

kazuさんは随分前に一度食べてあまり美味しくなかったそうで、それから今日まで食べる事がなかったそうです。一口食べれれると「旨い〜〜」の連発です。「味の変っとう」・・・・・「うん、うん」「美味しい美味しい」で完食でした。いーさんは佐賀に7年も住んでいて1回も食べた事がなかったそうです。いーさんも美味しくて満足の完食でした。この後近くの「七彩の湯」で汗を流し、福岡市内である山仲間との忘年会の居酒屋に向かいます。
まだまだ佐賀の山々は未登の山が沢山あります。またの機会を楽しみにしています。

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