黒岩山

【山行日】 09年01月12日
【登ったピーク】 くろいわやま 1503M
【登・下山口】 大分県玖珠郡九重町 牧ノ戸峠登山口
【天気】曇り時々雪 強風
【参加者】 sanyuさんpetboyさん馬しゃんいーさん、GEN
【コース】 牧ノ戸峠〜黒岩山〜牧ノ戸峠

今シーズン最大級の寒波が日本列島を覆う尽くす中、山友さん達数人とくじゅう界隈で「スノートレッキング」、また下山後には「新年会」を久住高原荘のログハウスで楽しんできました。

福岡を出るときの峠情報を確認すると通行止めやチェーン規制が殆どで、「福岡でこげん降りよるき、こりゃぁ、九重の方は大事ばい」そんな会話をしながら他の同行者との待ち合わせ場所の瀬ノ本三愛レストハウスに向かいます。
途中、小雪の舞う日田を抜け、小国を過ぎても道路には全く積雪の気配が感じられません。待ち合わせ場所の三愛レストハウス手前でやっと雪道に変わります。どうやらこちらの方は余り雪は降っていないようですね。カンジキやスノーシューも持ってきたのにちょっとガッカリです。
皆さんと合流後、ログハウスに荷物を置き一台の車に乗り合わせ、牧ノ戸峠に向かいます。

やまなみハイウェーの最高地点の牧ノ戸峠は標高が1330Mもあります。
そして今回登る黒岩山は標高が約1500Mしかありません。その標高差は僅か170M程しか無く、数ある九重山群の中でも一番容易に登ることの出来る山のひとつじゃないでしょうか?

牧ノ戸峠から度々他の山には登りますが、今回登る黒岩山はこれまでも2〜3回くらいしか登ったことのない山なんです。わざわざそれだけを登ることは少ないでしょうが、今回は出発時間も昼を過ぎていたし、何よりが強く1500M付近から上はすっぽりとガズで覆われていました。こんな時は登高意欲が一気に萎えてくるのが自分でも良く判ります。

黒岩山は牧ノ戸峠駐車場の道路挟んで反対側に見える山です。天気が良かったら小さな子供連れでも大丈夫な山なんですが、今日は吹雪いて大変そうです。
それにしても今年に入っての山歩きで青空を見たことがありません。今年は天気に泣かされる一年に成りそうな気がしてなりません。


牧ノ戸峠の様子です。

瀬の本から登ってきましたが道路状況は凍結、圧雪と部分的にはありますが、除雪と融雪剤のお陰で思ったより荒れてはいませんが、慎重な運転が求められるところです。
駐車場はご覧のように結構な数の車が駐車してありますが、殆ど登山者でしょうが観光客の方も結構いて、駐車場周辺の霧氷の撮影をされています。それにしてもドンヨリとした重そうな雪雲ですね。


牧ノ戸展望所から見る黒岩山です。

樹氷越しに見える黒岩山方面ですが、今にもガスに巻かれてしまいそうな感じです。


沓掛山展望所方面です。

山肌一面に広がる霧氷の華です。これに陽が差せば本当に輝いて綺麗でしょうが今日はとても無理のようです。


三俣山方面の様子です。

今日はガスが1500M付近を流れているようで、三俣山もそのラインから上はすっぽりと隠れています。画像では判らないでしょうが、凄い風が吹き荒れています。


登山道の様子です。

積雪自体は10cm〜20cm位でしょうが、吹きだまりなんかでは40〜50cm有るところもあります。それにしても寒波の割には積雪が少ないように思えます。


泉水山分岐です。

黒岩山は真っ直ぐですが、右に行くと泉水山方面です。泉水山から見る三俣山、星生山の姿は圧巻です。特に飯田高原に裾野を広げる三俣山は端整な姿です。

すっかりガスの中に入ってしまったようです。
視界は4〜50Mと言ったところですが、そのガスも時折薄くなったり、濃くなったりして視界がめまぐるしく代わります。相変わらず強い北よりの風が容赦なく吹きつけます。
なるだけ素肌を出さないようにしているんですが、肌にもろに受ける風は堪らないです。また、鼻水もガスと一緒に飛んでいきます。


樹氷を掻き分けて山頂にむかいます。


黒岩山々頂です。

風が強くホワイトアウト状態の山頂の周辺は、石楠花が凍えながら春が来るのをじっと堪え忍んでいるようです。でも、その枝先には花芽がビッシリと付いています。
5月にはきっと沢山の花を付けることでしょう。凍える山頂に長居は無用です。急いで山頂を後に来た道を戻ります。


樹氷のトンネル状態です。
顔が痺れるくらいの寒さなんですが童心に帰ったように何故か楽しいですね。


↑   ガスが切れると別世界が広がります   
   ガスが切れると別世界が広がります   
牧ノ戸峠が見えてきました。
すっかり身体は冷え切ってしまい、鼻水が止まりません。早く熱い温泉に飛び込んで生き返りたいですね。


今夜の宿の久住高原荘のログハウスです。

広くて綺麗なログハウスです。寝具、食器、炊飯器、冷蔵庫などなど食材以外は全て揃っていますので食材だけ持ち込めば大丈夫です。風呂も付いていますが、風呂は久住高原荘の温泉に入ります。



この日で一番の青空です。

久住高原荘の露天風呂からは雪を纏った山々が夕日に照らされ輝いています。
画像は久住山(右)と肥前ヶ城(左)です。


朝からこの青空が欲しかったなぁ〜

冷え切った身体を露天風呂に沈めると「あぁぁ〜〜〜生き返るぅ〜〜」。
冬はこれがまた堪りませんねぇ〜。
普通ならこの後遠い道のりを自宅まで帰らなきゃいけませんが、今日はお泊まりですので気分的に楽ですね。身も心もふにゃふにゃにふやけるくらいに温まりました。
人間ってのは勝手なもんで今度はお腹が空いてきましたねぇ。急いで食事の準備です。


ログハウスの予約から食材の準備まで同行者のひとりが段取りしてくれて大変助かります。
外は氷点下の冷凍庫ですが、中はポカポカの快適空間です。
外に出ると満月の月明かり、それに雪明かりで結構明るいのにびっくりしました。
誰に気兼ねすることもなく、夜が更けるまで楽しい話題は尽きません。

明日は天気次第で何処に登るかは朝決めることにし、日付の変わる頃に布団に潜り込みます。



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