鞍 岳

【山行日】 08年12月20日
【今回登ったピーク】 くらたけ1119M
【登・下山口】 熊本県菊池市旭志 四季の里旭志キャンプ場上部「森林コース登山口」
【天気】 晴れ
【参加者】 sanyuさんtoshiyanさん、あっぷるさん、馬しゃんいーさん、GEN
【コース】 森林コース登山口〜女岳分岐〜女岳直登〜休憩適地〜岩場〜女岳山頂〜鞍岳〜ツームシ山分岐〜パノラマコース分岐〜馬頭観音〜女岳分岐〜登山口    行動時間 約4時間

根子岳の紅葉や仰烏帽子の福寿草の様に毎年出掛けている山もあるんですが、これまで熊本県、長崎県、佐賀県の山は殆ど登ったことがありません。別に避けてきた訳じゃないんですが何故か手つかずで残っています。来年のひとつの目標とし、これらの山々を進んで登ってみようかと思っています。そんな手つかずの山々のひとつ熊本県の阿蘇北外輪山の北西部に位置する鞍岳に出掛けてきました。
鞍岳は女岳(1090M)と男岳(1119M)のふたつのピークの総称で、このふたつのピークを遠くから見ると馬の背中に乗せる鞍の形に見えるので「鞍岳」と呼ばれているそうです。

当日の日の出をいーさんや馬しゃんとやはり外輪山の”大観峰”で堪能し、待ち合わせ場所の”四季の里旭志”に向かいます。今回の山行のため、sanyuさんや馬しゃんは下見にも出掛けて貰い感謝しています。



外輪山の大観望付近からみる阿蘇五岳です。

東の空が白みはじめると涅槃姿が浮かび上がってきます。その涅槃像を飾る様に阿蘇の街並の夜景が綺麗です。気温は2度程ですが風が強くて寒いです。


祖母・傾山方面です。

日の出事態はそう感動は無いんですが、太陽が昇るまでの何とも言えない空の色の移り変わりが好きですねぇ〜。今日は雲もなく単調な日の出となりましたが、これに雲が有れば良いアクセントとなり更に綺麗なものとなるはずです。
寒さに耐えながら自然の織りなすショーを楽しんだ後、他の同行者との待ち合わせ場所の”四季の里旭志”に向かいます。


モルゲンロートのミルクロードをひた走る「馬しゃん号」です。
馬しゃんナビで待ち合わせ場所に案内して貰いますが、途中兜岩展望台に立ち寄ってみることにします。

兜岩展望所からの北東方向です。

外輪山の向こう、湧蓋山から九重連山が朝日に照らされていて綺麗に輝いています。
阿蘇谷の雲海も期待していたんですが、今日は全く発生していません。


兜岩展望所からです。

それまで雲ひとつ無い青空が見る見る分厚い雲に埋め尽くされて行きます。
天気予報じゃ今日一杯は良い天気だと言っていたんですがねぇ。はたして今日はどうなるんでしょうか?風も強くじっとしていると寒く手がかじかんで来そうです。

待ち合わせ場所でtoshiyanさん、アップルさん、sanyuさんと合流し9時30分に登山口を出発します。アップルさんと歩くのは今日が初めてですが、10年くらい前から山歩きをはじめられているそうでもうベテランですね。

”四季の里旭志”の上部にある「森林コース」の登山口です。

9時20分に薄暗い杉の人工林から登山道は始まります。20分くらいで女岳分岐に到着です。
森林コースは真っ直ぐ進みますが、今日は同行者のsanyuさんお奨め「女岳直登+岩場」を歩くためにここの分岐は右に女岳方面に向かいます。


女岳直登コースの登山道の様子です。

女岳分岐までは傾斜もなく比較的楽して登れるんですが、分岐からは一気に傾斜も増して両手両足を駆使して高度を稼いで行きます。女岳の山頂直下付近の広場にはこの鞍岳の登山道を整備されている方達が遊び心で作られたカズラのハンモックなどがあり、休憩するにはもってこいの場所です。ここからsanyuさんお奨めのコースに藪コギしながら一旦下っていきます。


sauyuさんお奨めの岩場の様子です。

藪から抜け出すと現れるのがこの岩場で、岩も乾きフリクションも効いて比較的安全に登れる筈です。見上げると抜けるような青空になっていました。そして振り向けば雄大な阿蘇の山並みが目に飛び込んできます。皆さんは難なくこの岩場もクリアです。


岩場の上から南西方面の眺望です。

画像の左の山は金峰山です。遠くは長崎の雲仙や多良山系の山々も望むことが出来ます。


女岳山頂です。

山頂の反射板には少し興醒めですが感じの良い山頂です。


これから向かう鞍岳(男岳)山頂です。


女岳と男岳の鞍部です。

画像の駐車場方面の登山道は鞍岳林道まで15分くらいで行けるそうです。
鞍岳の登山道では最短距離で登ってこられるそうです。


鞍岳(1190M)山頂です。

遮るものもなく360度の眺望が得られます。
目の前のツームシ山を初め、阿蘇、九重、祖母、傾、雲仙、多良、津江などの山々が見渡される大パノラマを満喫できます。それにしても抜群の展望です。


阿蘇山の方向ですが、この角度から見る阿蘇山は初めてです。
ここから見ると外輪山も見渡され、その中にある阿蘇山は小学生の時、社会の時間で習った覚えのあるカルデラ火山の姿です。ただ当時は先生から「阿蘇の人は火山の火口の中に住んでいる」と聞かされ「えっー」と思ったことを覚えていましたが、正確に言うと元火口の中ですね。本日同行の馬しゃんはその火口の中の生まれだそうです。そう言えば何事にも情熱的な方でした(笑)

風を避けながら昼食を済ませ、一度女岳との鞍部まで戻り、ツームシ山方面に向かいます。


鞍部から来ると最初の分岐(左画像)です。この画像は通り越して撮影しています。
「ツームシ山」方面の分岐を右に見送って「鞍岳馬頭観音」方面に向かいます。
直ぐ次の分岐(右画像)が現れます。矢印は右(パノラマコース)を示していますが今回は真っ直ぐ進み直ぐ先の「馬頭観音」に向かいます。このルートが森林コースだと思います。


馬頭観音です。良く意味は分かりません。


森林コースの下りです。

落葉樹は完全に葉を落としてしまいこの辺りでは風も当たらなく木漏れ日の気持ちよい登山道です。ただ落ち葉が小石を覆い隠し、用心して足を運ばなければ捻挫や転倒の原因となりかねません。
暫く下ると登りの時の女岳分岐に到着します。登山口まではもう直ぐです。


13時30分に登山口に無事到着です。

足元にはツルリンドウの果実が真っ赤に熟れていました。
口に入れてみましたが不味くは無いんですが美味しくもありませんでした。1


下山後は「四季の里・旭志」で汗を流します。
入浴料は330円と格安です。備え付けの備品も一通りあり、休憩室も無料で利用できるようでした。しかし、地元の方の話では昨年は大きな赤字だと話されていました。

サッパリした後は今度は腹ごしらえです。
これから行く蕎麦屋さんも馬しゃんが下見登山の帰りに探して来てくれたそうです。


蕎麦茶屋「矢護庵」

集落の片隅にひっそりとあり、感じの良いお店です。
中に入るとこれまたレトロ調の懐かしい品々がオブジェとして飾られてあります。


本当はシンプルにざる蕎麦を食べたかったのですが、なぜか温かい蕎麦を頼んでしまいましたが、温かい蕎麦も上品な味で旨かったです。この次はざる蕎麦を食べてみたいですね。

今晩は阿蘇の内牧で行われる「阿蘇Xmasバルーンフェスタ」を見学予定です。
今晩は乙姫の民宿泊まりです。取り合えず宿まで移動し、仕事を終えて熊本市内から駆けつけてくる山友さんを待ちます。



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