九重連山
【山行日】 07年07月28日〜29日
【ピーク】 ほっしょざん1736M  くじゅうざん1786M   てんぐがじょう1780M 
      なかたけ179M  いなほしやま1774M  しらくちたけ1720M  
      みまたやま1743M
【天気】 28日晴れ  
【参加者】 単独
【コース】 大曲登山口5:45〜星生山7:35/7:55〜久住山9:10/9:25〜天狗ヶ城10:11/10:25〜中岳10:50/11:05〜稲星山11:48/12:05〜白口岳12:40/13:25〜鉾立峠14:16/14:30〜法華院温泉15:05/16:30〜坊がツルキャンプ場
                                          行動時間 9時間20分

嫌な梅雨も明け、真夏の太陽が容赦なく照りつける季節に成りました。
今まで30度を超すと、真夏日と云っていましたが、今年から35度を超える日を猛暑日と云うように決められたそうです。
鹿児島地方は連続10日くらいその猛暑日が続いているようです。
他の地域も鹿児島に負けないくらいの暑い日が続いています。
これも地球温暖化による影響でしょうか?

そんな中、今年の北アルプス遠征のトレーニングを兼ねて、坊がツルで一泊の予定で出掛けてきました。結果から申しますと、とにかく暑い。の、一言です。
それなりの日焼け対策はしていたつもりですが、現在首の後ろが真っ赤に成って、ヒリヒリ、チカチカしています。
当日は風が有り、吹き抜ける風は心地よいのですが日陰の無いくじゅうは大変でした。
予定のコースを若干変更して歩きましたが暑さに負けてバテバテでした。

二日目の坊がツルからの三俣山直登は何回登ってもキツイ。九重の数ある登山道の中でもこの直登は1.2位を争うくらいに半端じゃ無くキツイ。夏山トレーニングのつもりがこの暑さのために、普段より余計時間がかかり、何かの罰ゲームか拷問のように思え、この直登コースを選んだ事を後になって後悔しました。

やまなみハイウェイの大曲付近に駐車して、星生新道に取り付く。
最初は急登から始まるが、灌木帯を抜けると見晴らしが良くなり、登山道は一気にこれから向かう星生山まで続いています。
途中から見える付近の山々は夜明け直後の光を浴びて綺麗だ。
登山道脇には少ないがコバギボウシも咲いている。
また、ノリウツギもあちらこちらで見られる。
この星生新道は意外とミヤマキリシマが群生していて、初夏には辺り一面をピンクに染める。
2005年のミヤマキリシマの時期に登ったときは殆どの株に花が咲き、見応え充分でした。

広大な尾根の登山道は一直線で山頂に延びています。
振り返ると飯田高原が広がり、左には独特な山容の三俣山が望めます。
牧ノ戸峠から来た登山道と合流したら直ぐに山頂に到着です。
ノリウツギ 星生山頂と三俣山
星生山頂付近から。
右から扇ヶ鼻、肥前ヶ城、久住山。全ての山が緑に包まれ綺麗です。その奥には阿蘇の根子岳、高岳や祖母、傾山なども霞んで見えていました。
星生山を少し久住別れ方面に下った所から振り返りみた所です。
ここから星生崎、久住別れを通り久住山に取り付きます。
久住山頂付近から見る三俣山 久住山山頂。まだ時間が早かったのか、登山者はさほど多くありませんでしたが、下に見える登山道には次々と登山者が登ってくるのが見えます。
右側のピークが九州本土最高峰の中岳です。
左側のピークが天狗ヶ城です。これから久住山を後にして天狗ヶ城に向かいます。
一度鞍部まで下り、一気に天狗ヶ城のピークに駆け上がります。
天狗ヶ城のピーク手前から見下ろす、御池です。
今日は太陽の日差しが強くてエメラルドグリーンに見えます。
また、水位が高く、水辺の登山道は一部水没していました。

一服して目の前に見えている九州本土最高峰の中岳に向かいます。
昼近くになり、お天道様も日差しが強くなり始めます。
ここ久住は殆ど日陰が無く、容赦なく照り付けて暑いです。肌が焼けていくのが分るくらいに暑いです。
天狗と中岳の鞍部には白いミヤマキリシマがあります。
今日も確認すると株は小さいけれど、元気に育っているようでした。
左の写真が天狗ヶ城の山頂です。右は九州本土最高峰の中岳の山頂です。とにかく日陰がありません。今日は強い風が吹いていてまだ良いが、風が無かったら最悪だろうな。

次は中岳から稲星山に向かいます。一度白口谷の源頭まで下り、赤茶けた砂礫の登山道を登っていきます。山頂には大きな溶岩の塊があり、くぼんだ所の日陰に腰を下ろして行動食のバナナでも食べる。
風が強いため日陰だと10分もいる汗も引き気持ちが良い。
遠くは祖母、傾の山々が見えます。
稲星山から見る中央が星生山。左のピークが久住山です。
ここから白口岳との鞍部稲星越えに下っていく。
山頂から暫くで見かけたママコナです。
ママコナにはミヤマママコナやシコクママコナなどあるらしいが私には良く分かりません。
また、コケモモの実が赤く熟れはじめていました。
鞍部まで下り少し登り返せば白口岳です。

今夜の宿泊予定地の坊がつるも見えます。
この坊ガツルは芹洋子が唄った「坊ガツル賛歌」で有名ですが、17年に長者原のタデ原湿原と共にラムサール条約に登録されたそうです。
白口岳の山頂です。
向こうに見える山は大船山です。
坊ガツルです。
鉾立峠から見た白口岳 法華院温泉山荘
白口岳で長めの休憩をとります。
休憩中に三人グループの一人の女性が『鉾た立峠に下るのは大丈夫でしょうか?』と聞かれるので
『注意して下れば大丈夫ですよ。直ぐそこですからご覧になられたら如何ですか?』と答えておきました。
そのまま戻ってこられなかったので無事通過されたのでしょう。
確かに下りはじめにちょっとした岩場があります。ロープが付けてありますが、余り当てにはならない古いロープです。私も暫くしてロープを当てにしないで用心して下っていきます。
標高差で一気に300M程下りますが、傾斜は急で苦労します。登りはもっと大変でしょう。

下りきった所が鉾立峠です。真っ直ぐ進むと立中山を越えて大船山です。
右に進むと佐渡窪、くたみ分かれを通って沢水キャンプ場のある展望台の登山口に行けます。
左に行くと法華院温泉や坊ガツル方面です。今日はこちらに向かいます。
予定では真っ直ぐ進んで大船山に登る予定でしたが、今日はバテバテで中止です。

下りきった鉾立峠では先程のグループの方達も休憩中でした。
暫くお話をして、佐渡窪方面に下っていかれました。

後で分ったのですがその中の一人の女性がWebサイトの『こだま』を管理されている””きのこ””さんだったのです。”きのこ”さんは私が良く訪れる他のサイトの常連さんでした。
分っていればもう少し愛想よくお話できたのに。
しかし、山歩き、Webサイト管理と同じ趣味を持つ方とお知り合いになれると嬉しいですね。

私も暫く休憩後に法華院温泉に向かいます。到着後、山荘の休憩所で一時間ほど昼寝をし温泉で汗を流したあとテント場に向かう。
坊ガツルのキャンプ地は広々として何処にテントを張るかいつも迷います。
今日はそこそこテントの数も多く、なるべく静かな隅っこの方に張ります。
標高が1300M近くあるので太陽が傾くと涼しくなります。
早めの夕食を済ませ、もう一度15分歩いて温泉に入りに行きます。

2日目
【天気】 曇りのち晴れ
【コースタイム】 坊がツルキャンプ場7:30〜三俣山南峰10:48/11:10〜スガモリ越え〜大曲登山口13:17                                   行動時間5時間47分
夜中にパラッと雨が降って目が覚めましたが、大した雨じゃ無かったようです。
カッコウの鳴き声で目覚める予定でしたが、犬の吠える声で起こされます。非常識な飼い主でなかなか吠えるのを止めさせ様とはしない。せっかくのテント泊なのに・・・・・・・。

今日はガスがかかり天気は良くないようだがこれ以上悪くは成らないだろう。むしろ良くなるだろう。
三俣山直登コースの入口はこの看板の前の薄い踏み後からです。 黒土でズルズルの半端じゃない急勾配です。
三俣山(南峰)です。
坊ガツルからここまでの標高差は500M位ありますが、3時間以上もかかっています。
掛かりすぎですが、それくらい大変な勾配です。
とにかく到着しました。時々ガスが薄くなる程度で展望はイマイチでした。
南峰を後に下山開始です。上の画像は本峰ですが疲れていましたのでパスします。
スガモリ越えの休憩所です。 鉱山道路から見た三俣山です。
すっかりガスは取れていました。
スガモリ越の休憩所で昼食を食べ、登山口のある大曲までもう少し頑張ります。
鉱山道路から見た三俣山はすっかり晴れ渡っていました。

今回の山行はトレーニングのつもりで出掛けてきましたが予想以上の暑さにバテバテでした。
やっぱり日陰の無いくじゅうの夏は大変でした。

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