城 山
【山行日】 08年06月22日
【ピーク】 じょうやま369M
【登山口】 福岡県宗像市城山正面登山口
【天気】 曇り時々霧雨
【参加者】 肉まんさん、 風来坊さん、 Haru/Hiroさん御夫婦  GEN
【コース】 正面登山口〜山頂〜正面登山口
【参考HP】 歩く唐津街道さん

毎年この梅雨時期は山行計画が思うようにいきません。
なかなか天気の良い日と休日が合いません。そんな梅雨時期にしか見れない草花もあり、頭が痛いところです。二回ほど予定していたオオヤマレンゲも今年は山の中で見れるかどうか分かりません。

各地で災害が起きるほどの梅雨の最中、この時期にしか見る事の出来ない珍しいキノコを探しに出掛けてきました。前日までの大雨も当日は小康状態で何とか合羽を着なくて済みそうな天気です。ただ蒸し暑くヤブ蚊にも悩まされそうです。

私の自宅から登山口までは15分くらいです。登山口近くのコンビニで他の参加者の皆さんをを待ちます。ほどなく皆さん到着され、登山口の方に移動します。登山口はJR教育大駅前のGSスタンド横から入っていきます。要所の曲がり角にはちゃんと立て看板があり迷うことはありません。

この城山は全山自然林に覆われ、四季を問わず多くの登山者で賑わっています。山頂の記帳を見ると同じ人が同じ日に何回も登っています。どこの山にもその山のスペシャリストがいますね。しかし、体力も必要でしょうが、そうなると殆ど精神修行の様なものなのでしょうか?
また、登山口には湧水も湧き出ていて登山の帰りに汲んで帰る人も多くいます。

今日の目的のキノコは”ウスキキヌガサタケ”という珍しいキノコです。
以前からこのキノコは何度も見たことはありましたが、写真に納めるのは今回が初めてです。
同行の肉まんさん以外はウスキキヌガサタケとは初めてのご対面だそうで、期待して登山口を出発していきます。


登山口の駐車場は既に水汲みや登山者の車でいっぱいです。
歩幅の合わない擬木段を登っていきます。雨こそ降っていませんが、高温多湿で非常に蒸し暑いです。一気に汗が噴き出してきますが、直ぐにお目当てのウスキキヌガサタケが現れます。昨日の残骸もある中、今日の新しいウスキキヌガサタケが濡落ち葉の中なら顔を覗かせています。


まだ開きはじめたばかりのウスキキヌガサタケです。

中途半端なウスキキヌガサタケですが、先ず出会えたことに皆さんから「あったぁ〜♪」、「おおっ〜」と歓喜の声が上がります。それも登山道脇に出ていますからしばし、ヤブ蚊に刺されながら撮影タイムです。ぐずついた天気が幸いし、殆ど登山者がいませんから良いポジションでカメラに納めることが出来ました。ただ、完全に黄色のレースを纏うまで暫く時間が掛かります。その間に山頂を目指します。


今日はあっちこっちで出ているようです。

山頂に向かう途中にも沢山確認できます。
既に開ききっているキノコも有るようで、薄暗い森の中で黄色のドレスを着たキノコの女王が歓迎してくれているようです。雨は降っていないようですが、前日からの雨露が木々の葉っぱから落ちてきます。


霧に包まれた城山の山頂です。

晴れた日には宗像四塚連峰の孔大寺山や遠く玄界灘も望むことが出来ますが、今日は深い霧に包まれ、勿論展望は期待できません。登る途中に見掛けたウスキキヌガサタケの状況が皆さん気に掛かるようです。早めに下山します。


今日一番の美人?のウスキキヌガサタケです。

登る途中に見掛けた中途半端に開き掛けたものが(3枚上の写真)約1時間後にはこんなりっぱなキノコの女王に姿を変えていました。このきのこは儚い命で、数時間後にはこの立派な黄色のドレスも虫に食べられてしまうそうです。今日、こうやってこの女王が朽ち果てるまで果たして何枚の写真を撮られるのでしょうかねぇ〜。

登りも下りもたっぷり撮影、観察の時間をかけて楽しみました。



山に入っていて雨に降られるのは仕方がありませんが、最初から天気が芳しくないと判っていて、山に入る事は滅多にありません。雨降りに歩いても確かに楽しいことは殆どありませんし、雨具のフードを叩く雨音と自分の荒い息づかいしか聞こえないのも何か淋しいものがあります。中には好んで行かれる方もおりますが、私は雨音を聞くと何故か気力が萎えていくのが判ります。

しかし、今回はお目当てのウスキキヌガサタケにも沢山出会え、今回の山歩きは楽しかったですね。肉まんさんとのMLのやり取りの中で最初の計画段階から「雨決行!」で話を進めましたが結果大正解でした。山頂往復でも僅かな時間しか掛かからない山で、皆さん歩きたらなかったかも知れませんが、予想以上の収穫で満足されたんじゃないでしょうか?
本日は運良く14本も見ることが出来ましたが、翌日は4本だったそうです。
やっぱ、私達は運が良かったのでしょうね。



ホーム / 次の山行記録 / 前回の山行記録 / 山歩きの記憶 / 山域別