冠ヶ岳・一ノ峯・二ノ峯

【山行日】 08年12月30日
【今回登ったピーク】かんむりがたけ 1154M   いちのみね858M   にのみね 870M
【登・下山口】 熊本県阿蘇郡西原村
【天気】 曇り
【参加者】 petboyさん、 いーさん、 GEN
【コース】 一、二ノ峯鞍部直下の登山口〜一ノ峯〜二ノ峯〜高圧線鉄塔下の輪地切〜一番高い所の鉄塔〜冠ヶ岳〜本谷峠(縦走路)〜一ノ峯分岐〜二ノ峯下〜登山口  約4時間30分

慌しい師走の30日に今年の納山々行とし、南阿蘇外輪山の山に出かけてきました。
「こんな年の瀬に山登り」、と非難の声が聞こえてきそうですが、家の事で力仕事など私しか出来ない事はちゃんと済ませています(笑)。あとは31日に知人の漁師から貰う予定のブリをさばくだけです。

阿蘇外輪山の山は前回の鞍岳と以前の俵山、冠ヶ岳くらいで今回登る一ノ峯、二ノ峯は初めての山です。WEBサイトの画像で良く見かける一ノ峯、二ノ峯はラクダのコブの様にポコポコと見え、阿蘇らしい草原のピークです。初めて登る山はワクワクするのは何故なんでしょう。今回も何となく気持ちの逸るのが自分でも感じていました。

早朝に福岡市内でいーさんを拾い、petboyさんとの待ち合わせ場所の西原村の「萌の里」に向かいます。道中の高速は帰省者の車でしょうか、他府県ナンバーの車が多く見受けられました。



petboyさんと萌えの里(左画像)で待ち合わせ、一ノ峯の登山口に移動します。
petboyさんの先導で登山口(右画像)まで向かいますが、途中民家を縫うように右に左にと曲がってきましたが一回じゃ覚え切れませんでした。中々ややこしい登山口までの道のりでした。
行かれる方は良く下調べをされたほうが良いでしょう。
登山口前にはご覧の様に2台ほどの駐車スペースがあります。


下山時に撮影した登山口の目印です。
気をつけていないと通り過ぎてしまいそうです。
どんよりした雲が立ち込め今にも雨か雪でも降ってきそうな感じで、更に風が強くとても寒いです。
早く歩き出さないと寒いので急いで準備を済ませ出発です。


登山口から見た一ノ峯です。


登山口から見た二ノ峯です。(下山時に撮影)


登山口から急登を10分程で二ノ峯直下に出ます。
取り合えず画像正面に見える一ノ峯に向かいます。ここまで登ってくると風は更に強く吹き付けます。


ハバヤマボクチはこの時期になってもこんな感じで目立っていますが、いつ頃まで頑張っていられるのだろうか?一ノ峯は直ぐそこです。


一ノ峯山頂です。


一ノ峯山頂から東方向に見える二ノ峯のピークです。
霞んでいたり、雲が低く立ち込めているためストレスの溜る眺望ですが、熊本市内の町並みも見えていました。風が強く寒いので一通りの眺望を楽しみ、写真を撮り終えて二ノ峯に向かいます。


一旦鞍部まで戻り、今度は二ノ峯に登り返します。


二ノ峯山頂です。
山頂には大岩が点在し、中々感じの良い山頂です。


二ノ峯から見た一ノ峯です。


これから向かう登山道(輪地切)が良く見えます。
今回は直接冠ヶ岳に向かいますので、上の画像の青色のコースを行きます。
赤色は帰りに下山道として利用予定のコースです。

輪地切とは野焼きのときの防火帯の事です。


上の画像の続きですが、茶色の草原と緑の人工林との境の輪地切(防火帯)を歩いていきます。
上の方に見える鉄塔の左側のピークが冠ヶ岳です。その後はその稜線を左に行く予定です。


二ノ峯から広い防火帯を進んで行くと、左画像の様な分岐があります。
左上に広い防火帯は続いていますが、それは帰りの下山に利用する予定です。
ここは右側の作業道を進んでいきます。振り返れば野焼きから難を逃れた松の木が一本ぽつんと立っています。それが目印になるようですね。


右側のあの防火帯を登る訳ですが、凄い急登です。


こうやって画像で見ると勾配も大した事ないように見えますが、実際はふくらはぎの筋肉が伸び切って痛くなるくらいの勾配です。そう長くは続かないのですが、おまけに霜柱でズルズルしていて思うように足が運べません。この時期はここを利用するなら下りは止めた方が良いかもしれませんね。何度も尻もちをつく事でしょう。

人工林の林の中にも登山道が有るらしいですが、どうせなら眺望の良い防火帯をと歩いたんですが、林の中の方が良かったかも?林の中の登山道の状況は判りません。


急登の防火帯途中から見た今歩いてきた一、二ノ峯ですが、セクシーな女性の何かに似ていませんか?そう思うのは私だけでしょうかね?
そんなしょうも無い事でも考えながら歩いていないとやってられない位のズルズルの急登です。


やっとこさ登って来るとご覧の様子が目に飛び込んできます。
せっかく今登ってきたくらい下だり、そして再び登り返さなきゃいけません。山歩きをしていると精神的に疲れるパターンですね。


やっとの思いで最後の鉄塔まで辿り着きます。画像で見えるゲートを飛び越えていきます。


ゲートを飛び越えてくると上画像の標識が有ります。
ここから左側の草原の踏み後を山頂に向かいます。因みに反対側は地蔵峠や十文字峠方面に行けるようです。


冠ヶ岳の山頂が見えてきました。山頂は樹氷で白くなっています。この頃から少しずつ青空も見えてくるようになってきました。


先ほどまで山頂付近に雲が掛かっていた俵山も見えて来ました。


    氷の芸術ですね    
    氷の芸術ですね    
    氷の芸術ですね    
稜線を挟んで北側と南側とでは全く違う姿を見ることが出来ます。


冠ヶ岳山頂は余り広く有りませんが、木々が葉を落としたこの時期は360度近い展望が得られます。山頂の西側にも見晴らしの良い展望場も有ります。


山頂から南東方面です。

一番高いところが大矢野岳でしょうか?その先にも高千穂野などのピークを連ね、外輪山は高森峠、清栄山、と続いているのです。


山頂から俵山方面です。
ここからは俵山から大矢野岳方面を結ぶ縦走路の分岐、本谷峠に向かいます。


振り返り見た冠ヶ岳です。


本谷峠の分岐。

上の画像は地蔵峠方面から見ています。
冠ヶ岳方面は左で、これから向かう俵山方面は同行者の進行方向の右に進んでいきます。


左奥の山は俵山ですが、これから向かう一ノ峯分岐は右側の一番高いところにあります。
距離は大したことは無いのですが、滑りやすいアップダウンを何度か繰り返します。


縦走路途中から見る阿蘇山と、裾野の広がる南郷谷です。
今日はスッキリと見ることは出来ませんが、中岳の噴煙も見ることが出来ます。


何度かアップダウンを繰り返し、画像左の笹ヤブのトンネルを抜けると、一ノ峯の分岐です。ポールに空き缶が被せてありました。右画像は進行方向を向いて撮影しているんですが、このポールから左方向の尾根に下っていきます。


こんな感じの人工林の中を下って行きます。


人工林を抜けると一気に視界が開け、正面に一、二ノ峯を見る事になります。


今朝、通過した分岐まで戻ってきました。
午前中の曇り空じゃなく、陽も差していますので朝見た景色より一層美しく輝いています。


暖かい太陽に照らされてカヤや笹が黄金色に輝いています。


今日、歩いた道のりをもう一度確認してみますが、実に素晴らしい草原ですね。
野焼きの後の緑の絨毯になる頃にも出かけてみたいですね。


登山口が見えて来ました。

もう直ぐと言うところを下っているときに右膝に違和感を感じました。昔痛めた古傷の痛みだろうか、少し心配になります。出発したときは途中で雨具を着なきゃいけないなと覚悟をしていたんですが、雨降りどころか、下山してきたときにはすっかり青空が広がっていました。2008年の登り納めとして最高の山歩きが出来ました。この後近くの温泉で汗を流しました。

自宅に付いて膝の様子をうかがいますが、今のところは痛みは無いようです。多分大丈夫なんでしょう。ついでに今年1年の山歩きを振り返ると、どれも甲乙付けがたい山ばかりでした。
山行回数は今回も入れて34回で、プラス山中泊が3日です。山行回数はこれで十分なんですが、回数より山中泊を10日くらいに増やしたいですね。
それと今年はそれまでの単独行動が極端に多かったのですが、今年はネットの繋がりで多くの方達と同行する機会がありました。単独を止めた訳じゃないですが新しいも良いものですね。
さぁ、2009年はどんな山歩きが出来るのか楽しみです。当面は長崎、熊本、佐賀の山々に足跡を残したいですね。


ホーム / 次の山行記録 / 前回の山行記録 / 山歩きの記憶 /  県別山行記録