星生山・天狗ヶ城・中岳

【山行日】 08年12月07日
【今回登ったピーク】 ほっしょざん1762M  てんぐがじょう1780M  なかだけ1798M 
【登・下山口】 大分県玖珠郡九重町  大曲登山口
【天気】 これ以上ない快晴!
【参加者】
福岡組:凧さんFamily、S・TAROUさん、kazさん、風来坊さん、Hiroさんtoshiyanさん
     豊津の信ちゃん、豊津の俊ちゃん、ますもさん、セルプスさん、島地瓶さん、マキさん、
     GEN
長崎組:そよかぜさん軟弱さん、壱岐っ娘さん、みつばさん、クラッカーさん
熊本組:sanyuさん馬しゃん
【コース】 大曲登山口〜星生山〜天狗ヶ城〜中岳〜久住別〜すがもり越〜大曲登山口

今シーズン2度目の寒波襲来です。

そんな中、ネットの繋がりのある大勢の皆さんとくじゅう連山に出掛けてきました。
TVのニュース・天気予報じゃ急激な低温に対し、体調管理、積雪、路面の凍結、農作物の管理等々の注意の呼びかけを盛んに呼びかけている中、私の心中は「交通がマヒする位に雪が降れ、降れ!」と不謹慎な事を念じていました。

6日のくじゅうの様子を知人が画像を送ってくれました。それを見るとくじゅうは完全に雪景色の様です。生憎知人の出掛けた6日は天気が悪く視界は無かったそうですが、翌日の7日の気圧配置を見ると1日限りで天気が回復するとの嬉しい天気予報の様です。

今回は福岡を初め、長崎、熊本から多くの山仲間がくじゅうに大集合です。
福岡組の一部の方達と博多区内で待ち合わせ、白銀の峰々が輝いているであろう九重に向けて高速を走らせます。危惧していた九重ICから長者原までの道路も大した凍結もなく、現地に無事到着です。ここで長崎組のそよかぜさんグループと福岡の豊津の信ちゃん達と合流後に大曲の登山口に移動します。

今回も初めてお会いする方も何人かいますが、そこは山好きの方たちばかりで、何の抵抗も無く昔からの山仲間の様な雰囲気で快晴無風青空の下、楽しい山歩きを楽しんできました。

それにしても久し振りに踏む雪の感触は良かったなぁ〜。



大曲登山口駐車場です。

登山前に簡単な自己紹介をします。
凧さんとこは家族5人全員集合の様ですが羨ましいですね。私の所なんか以前は息子が付き合ってくれていたのですが最近は友達と遊ぶのが忙しいようで付き合ってくれませんね。
今日のくじゅう界隈は風も無く、硫黄山の噴煙も真っ直ぐ立ち上っています。


駐車場から凍結したやまなみハイウェイを牧ノ戸峠方面に200M程行くと、星生山に直登する星生新道の登山道の取り付きです。登山道の入り口には標識はありませんから注意してください。

取り付きから暫くは眺望の無い潅木帯やササの急登です。普段はササと黒土で滑りやすい登山道ですが今日は雪で比較的楽に登れます。潅木につかまりながらの急登で身体は直ぐに温まってきました。


潅木帯を抜けると一気に視界が開けてきます。
樹氷もビッシリと付いています。画像は泉水山方面です。


白銀の三俣山方面です。


 氷の世界です。凍りついたミヤマキリシマは氷のキノコの様です。 
長者原方面です。


大所帯ゆえ、ミヤマキリシマの枝で狭くなった登山道には長蛇の列が続きます。
広い尾根筋には太陽に照らされた樹氷がキラキラと光り輝き幻想的です。


ここまで登ってきたら稜線はもう直ぐです。


稜線に到着です。
稜線に出ると一気に展望が開けます。今日は大気が澄んでいて遠くの山々まで見渡す事ができます。くじゅう連山はもちろんですが、阿蘇五岳の涅槃姿も目の前です。ついひと月前までは紅葉、紅葉と駆け巡った根子岳や大崩山もクッキリです。遠くは脊梁の山々や尾鈴山の稜線も見ることが出来ます。


星生山々頂までもう直ぐです。


登山口から約90分で山頂に到着です。

風も殆ど無く寒さは余り感じません。
上画像のカイトは同行の凧さんがカメラを付けて揚げられています。
自動シャッターで数秒ごとに記録していくそうですが、1000枚以上撮影するときもあるそうです。

それにしても涙が出るような紺碧の空です。


集合写真ですが全員ではないようですね。


三俣山も隠すように何時に無く噴煙の上がる硫黄山です。


東方向の展望です。
大船山から平治岳も樹氷で真っ白です。


これから向かう天狗ヶ城(中央)の後ろには九州本土最高峰の中岳のピークの頭がちょこっと覗いています。参加の皆さんの口からは「あぁ、綺麗やねぇ〜」の声があちこちから聞こえてきます。

30分近く山頂からの眺望を楽しんだ後、避難小屋のある久住別れに向けて凍りついた岩尾根慎重に進んで行きます。


山頂直下の岩場です。
凍りついたところも有り注意しての下りです。


同じ被写体でも少しアングルが変わるとまた別の新鮮な素晴らしさがあるんですね。
何度も何度もシャッターを押す同行者の皆さんです。
そのレンズの向こうは下画像の星生崎の岩場と祖母山の絶景です。


避難小屋前で昼食タイムです。
風も無く寒さは感じません。雪山でこんな風にのんびり腰を下ろして食事できるのは滅多にありませんね。


食事休憩後に中岳方面に向けていきます。

何時もそうなんですが食事後の行動は凄くきついですね。単独で歩くときはちゃんとした食事を摂る事は少ないんですが、今日はそういう分けにはいけません。団体行動で大人の遠足です。

それに今日の参加者20数人居られましたがタバコを吸う方は私とkazさんの2人だけです。そのkazさんも山では吸われないようです。確かに山登りだけじゃないけど身体に良い事は無いのは判っているですがなかなか止められませんね。ホント、意志が弱いんですね。最近良く山にご一緒させてもらっているHiroさんから「タバコはもう止めなさい!」と注意される事が度々です。


御池の手前でおどけて見せる馬しゃんとHiroさんです。この登りを登りきると御池です。


完全氷結した御池の様子です。
12月の早い時期に完全に氷結するのは私の記憶ではありません。

ここで先月の根子岳の紅葉登山でお会いした、タクさんやテツさんを初めとする「唐津労山」のみなさんとひと月振りに遭遇しました。先日福岡市内で行われた山仲間の忘年会にも出席されていた+3kさんもおられます。耳納連山の山行を急遽変更しての九重連山だったそうです。きっと会の皆さんも喜ばれた事でしょう。


天狗ヶ城山頂です。ここでも青空に凧が舞い上っています。


先ほどまでいた星生山(左端)と湧蓋山(中央奥)です。


稲星山です。あまり人気の無い山なんですが私は好きな山のひとつなんです。
ここからみる祖母山、傾山は好きですねぇ。


九重連山で一番人気のある久住山です。
画像では見え難いですが、多くの登山者の列が見えています。


凧さんの娘さんが作った雪だるまの向こうには、平治岳更にその奥には豊後富士の別名を持つ、由布岳の双耳峰と隣の鶴見岳も白く輝いていました。


これから向かう九州最高峰の中岳です。
この中岳と天狗ヶ城の鞍部には6月になると真っ白なミヤマキリシマの咲く株がありますが、今年の6月には確認することが出来ませんでしたので来年辺りには行ってみたいですね。


中岳への最後の登りです。


中岳山頂からみた大船山です。

ついこの間までミヤマキリシマだのやれ紅葉だのと賑わっていた大船山も今は訪れる人も少なくひっそりとしていることでしょうね。今は樹氷で白く輝いています。
冬枯れした木々の黒、その枝に張り付く樹氷の白、そして抜けるような空の青とのコントラストが堪りません。同行の皆さんも同じ気持ちでしょう。


九州本土で一番高いところにいる幸せ者のワンちゃんです。
犬連れの登山には賛否が分かれるところでしょうが、リードで繋ぎすれ違う登山者に恐怖感を与えないように十分に配慮必要でしょうね。
追記:この犬の名前は「カシュガル君」だそうです。福岡のIさんよりお知らせ頂きました。

余談ですが自分のハンドルネームの由来でもある、飼い犬「げん」が家には居ます。雑種犬ですが良く自宅近所の里山を連れて歩いていたましたが、最近その「げん」が左後ろ足の靱帯を切断し大手術をして現在も療養中です。獣医の話によると完全には良くならないとのことです。このハスキー犬の様に散布がてらに山に連れて行くのはもう無理かも知れません。


中岳を後に天狗ヶ城との鞍部から御池の畔に下っていきます。


御池は完全に氷結しています。氷上を歩く凧さんとkazさんです。

登山者が凍り具合を確かめるため、投げ込んだ石を回収されています。
この御池は水深が浅く、氷が溶けると氷上の石が沈み更に水深を浅くしていくのです。また、景観も良くありませんね。


天然のスケートリンクで遊ぶ凧さんの娘さんです。

なかなか経験できる事じゃないでしょうし、良い思いでも出来た事でしょう。
しかし、彼女達は全員アイゼンを装着しているんですが、アイゼンの利いていないつま先と踵で上手い具合にバランスえお取り滑るんですね。最近自分でもバランス感覚が鈍ってきたなぁ〜と思う私は羨ましく見ていました。
子供達はもっと氷の上で遊びたかったんでしょうが、久住分かれまで戻り北千里に下っていきます。


ここ北千里浜は風が強い場所でもあるんですが、硫黄山の噴煙は一日中真上に上がる穏やかな一日でした。冬の雪山もこんなに穏やかな日も珍し事でしょう。


スガモリ越まで戻ってきました。大曲の登山口まではもうすぐです。


飯田高原方面です。


この鉱山道路を暫く下り、地震計測系のある建物から左に雪が溶けて泥んこ状態の登山道を暫くで登山口に到着です。下山後は九重観光ホテルで汗を流しサッパリします。

今回の山行はネットの繋がりで実現したものです。いろいろと段取りして貰ったS・TAROUさんや凧さんには感謝です。普段はネットの掲示板などでは馴染みのある方でもなかなかご一緒出来きる機会は有りませんが、今回は20名を越える参加者で大賑わいでした。初めてお会いした方も何人かおられました。この新たな出合いを大切にし、また何処かの山でお会い出来ることを楽しみに沈みかけた夕日を見ながら帰路に着きます。

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