平治岳 ミヤマキリシマを愛でる
【山行日】 09年06月07日
【今回登ったピーク】 ひじたけ 1642M
【登・下山口】大分県九重町田野 吉部登山口
【天気】 晴れ
【参加者】 単独
【コース・タイム】 登山口2:30〜平治北尾根〜山頂4:50/6:00〜大戸越6:30/8:20
           〜大船林道〜登山口10:45     
今回はスライドシヨーを作ってみました

2月に痛めた右足の完治を目指し、ここひと月ほど山歩きを自粛しておりました。
しかし、この時期はくじゅうのミヤマキリシマが気になるところです。山友さんの報告やあちこちのHPを見ていると気になって仕方がありません(笑)
これから九州も梅雨入りしそうな気配で、今回の日曜日は貴重な晴れとなりそうな感じです。
ただ足に少しでも負担を掛けないよう、Wストックで慎重に歩くように心掛け、ピークは過ぎつつある平治岳に出掛けることにしました。

今日はいつも同行する山友さん達も同じ平治岳の計画がありましたが、足の不安もあり無理せず自分のペースで歩ける単独で出掛けることにしました。
下山後に熊本の山友さんに用事があり、早めに下山をするため登山口を深夜に出発します。山頂で日の出を拝み、午前中に下山するように計画します。

前夜も熊本の山友さんのところで所用を済ませ、やまなみハイウェイを通り登山口の吉部に向かったわけですが、23時頃通過した牧ノ戸峠の駐車場は既に満車の様で路肩まで駐車しています。それもその筈、明日はくじゅうの山開きの日なのです。
毎年久住と大船で交互に行われる山開きですが、今年は久住で行われます。
以前、知らないで出掛けた久住山で、バッタリと山開きに遭遇し、山頂は溢れんばかりの登山者で賑わっておりました。それ以来山開きのある山頂には当日は近ずかないようにしております。

吉部の登山口周辺は林道脇に車を停めさせない様に、24時間体勢で警備員が常駐しておりました。駐車は必然的に1日千円の民間の有料駐車場に停めないといけないようです。

2時間程仮眠をして不気味なふくろう?の鳴き声を聞きながら、真っ暗な登山道をヘッデン点けて出発します。

大船林道ゲート前です。

当然ですが真っ暗です。平治岳北尾根にはこのゲートを越えて右に入っていきます。
この画像を撮影したあと、画像にも写っている車輌から警備員がびっくりしたように出て来て、「この時間から登られるんですか?怖くないですか」と尋ねてくるもので、「怖いのはこのゲート近くだけですよ」と答えると、「このゲート近く?」と不思議そうに聞き返してくるから「知らないんですか?以前からここら辺りには女性の霊が彷徨っているらしいですよ。逆になんか感じませんか?」と聞き返してやると、「えっー!本当ですか?」と驚いいてたようです(笑)

真っ暗でこの後の画像は撮っていませんが、このコースの唯一の梯子場が有るのですが、この前後の荒れ様は半端じゃありませんでした。前日に雨が降っていたこともあるのでしょうが、ドボドボ、ズルズルの状態でしたが、なんか毎年悪くなっているような気がします。

足元のササや灌木は霧で葉っぱに雫が付いていて、ズボンがびしょびしょに濡れて終い、スパッツを付けなかったことを後悔しますが後の祭りです。

山頂直下から由布岳方面です。

黒土のズルズル登山道を頑張ること約2時間半くらいで平治岳山頂に到着します。
山頂手前の開けたところからは雲海に浮かぶ由布岳が神秘的に見えておりました。


山頂から少し南峰側に下ったところで日の出を向かえます。
雲海の彼方から昇る太陽は神々しく、信仰心の無い私でも思わず手を合わせたいような気持ちになります。


平治岳南峰から見る連山の夜明けです。

この時間はまだ南峰のミヤマキリシマには陽は当たりませんが、連山の山腹には平治から大戸越、そして大船山のシュルエットが映し出されています。
坊ヶツルには色とりどりのテントが見えておりますが、坊ヶツルで迎える朝は気持ちが良いでしょうねぇ。でも、この時期の日曜の朝としては少なめの50張りほどしか確認できませんでした。


お馴染みのアングルですが、今日は少し違っています。
影平治岳が見ることが出来ました。
まだこの時間は私を含め、10人くらいの登山者しかおりませんが、天気も良いことだし一気に登山者も増えることでしょう。

南峰から見た本峰南斜面ですが、ここだけ見る限りじゃ2005年の時と殆ど見劣りはしないですね。ただ、他の所には最初から花芽を付けていない株も結構見受けられました。
まだこの時間は陽も当たらなく艶やかさがたりません。


北大船山方面です。

山腹にはピンク色した塊の群生地が見えます。


南峰南斜面から大戸越を見下ろしたところです。

ミヤマキリシマの花期は過ぎていますが、こうやって遠目に見る分は見応え十分です。
まさしくピンクの絨毯です。
山頂付近であっちにウロウロこっちにウロウロと1時間以上も滞在し、終わり行くミヤマキリシマを楽しんでおりました。

今日はいつもの山友さん御一行様が、男池を6時に出発して来るはずです。
大戸越まで下り、朝飯でも食べながら待つことにします。


大戸越から見上げたところですが、まだまだそれなりに綺麗に見えます。
ここで山友さんを待つ1時間半の間、いったいどれくらいの登山者が登って行かれたでしょうか?
降りてくる人は殆どいないのですが、登っていく人は後を断ちません。きっと山頂付近は大変なことになって良いる事でしょうね。

ほどなく山友さん達が登ってこられ、上の画像の光景を見て「わっ〜!綺麗」と感動されている様子です。引率されてきたいーさんは連日の山歩きで少々お疲れのようでした。
皆さんと挨拶を交わし坊ヶツル方面に下山します。坊ヶツルに下る途中から、平治岳の裾野の巻き道を通り大船林道に出ることにします。


ひと月前の男池の新緑とは違い、6月のくじゅう山麓の木々はより一層深い緑の葉で日陰を提供してくれます。それにしても多くの登山者とすれ違います。
「早いですねぇ〜、もう下山されているんですか?お花の状況は如何でした?」
「はい。夜中から登ってますからねぇ〜。花は見頃ですよ〜」と答えますが、次から次にすれ違う登山者の数には本当に驚かされました。終いにゃ返事するの面倒になってきました。

しかし、すれ違う登山者を見ていると、私を含め中高年の登山者が殆どですね。
今日は何百人とすれ違ったでしょうか?しかし、私より遙かに若い人は皆無です。これじゃ日本の山岳会の将来が心配になってきました(笑)

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