平治岳
【山行日】 07年06月10日
【ピーク】 ひじたけ 1642M
【所在地】 大分県
【天気】 曇り
【参加者】 GEN
【コース】 吉部大船林道ゲート1:30〜平治北登山口2:45〜平治山頂4:20/6:30〜大戸越〜平治裾野巻き道〜大船林道〜暮雨滝分岐〜吉部登山口8:50   行動時間7時間20分

くじゅうが一年で一番賑わうのがミヤマキリシマの咲き誇る6月です。
何の花でもそうですが、自然相手のものです。その花の最盛期に巡り会うのは休日の決まったサラリーマンの身分じゃとても無理な事です。しかし、出掛けないことには話になりません。貴重な日曜日です。
今回の日曜日は午後からどうしても外せない予定が有り、昼間で福岡まで帰らなければならなかった。

当たり前の時間に登山口を出発しても到底時間通りに家に帰り着くのは無理な話です。
そこで超早立ちの計画です。
山頂に日の出の時間に着くよう深夜に登山口を出発し、午前中の早い時間に登山口に戻って来るものです。
土曜日に仕事を終え、ETC割引を利用して九重に向かいます。最初長者原で仮眠をとる予定で長者原の駐車場に寄ってみると車で溢れかえっていました。多分、皆さん明日のミヤマ観賞登山の為に車泊しているんでしょうね。
余りに多かったので登山口の吉部に向かう。ここにも数台停まっていたが殆ど人は居なく、多分坊ヶツルでキャンプや法華院温泉山荘の宿泊だろう。
■夕焼け■
前日やまなみ牧場から見た先週登って満開のミヤマキリシマを楽しんだ万年山のシュルエットです。
日本のテーブルマウンテンと云われている通り、山頂は平たく台地場になっています。
■大船林道ゲート■
午前1時30分に登山口を出発です。
当然ですがご覧の様に真っ暗で夜空には星が輝いていました。
平治岳北登山口はこのゲートの右横の踏み跡を進んでいきます。鳴子川の水音しか聞こえません。
使用されていない林道を横切り行くと次は立派な大船林道に飛び出します。林道を右に坊ヶツル方面に向かい、暫くすると左に林道が枝分かれしています。現在は暮雨茶屋の方が設置された案内板もあります。
■平治北登山口■
枝分かれした林道を左に暫く進むと実質的な平治北登山口に到着します。
鳴子川の水音も聞こえなくなり、静まりかえった中、自分の荒い息づかいしか聞こえません。
■梯子場■
この登山道唯一の梯子場です。
この梯子の上部には火山土壌特有のズルズル滑りやすい登山道が続くが、ロープも付けられている。足場の悪い所を過ぎると、一度登山道の傾斜が緩む。この頃からガスが出て来て来ました。

登山道の傾斜が緩んだ所には、お目当てのミヤマキリシマの満開の株が沢山ヘッドランプの明かりに浮かび上がります。ガスも演出を手伝って幻想的な感じです。
周りの草木にはガスで付いた水滴が沢山あって、ズボンを濡らしてビチャビチャです。

この開けた所を過ぎると再び樹林帯に入り、ズルズルの歩きにくい登山道が続きます。
四苦八苦して頑張ると突然平治岳の山頂に飛び出します。当然ですが暗闇とガスで展望はありません。
山頂を後にして平治岳の南峰に向かい日の出を待つが今日は無理のようです。

私が南峰に到着した時は一人の登山者がおられました。そのあと次第に増え始める。皆さんお気に入りのポジションで三脚を立ててガスの晴れるのを待ちます。
それにしても皆さんのお持ちのカメラは高級そうで、私のカメラを出すのが恥ずかしい位でした。
お日様を拝める状況では無さそうだが、次第に周りが明るくなってくるとガスの中、ミヤマキリシマの咲き誇る山肌が見えてきます。

ガスで平治岳本峰の斜面は見えないが南峰の南斜面などは数年前の十数年振りと云われた時には及ばないものの昨年より遙かに良く、見応え十分でした。
本当は朝焼けに染まる三俣山をバックに見たかったのですが、こればかりは仕方がありません。タイムリミットの6時30分まで待ったがガスの晴れる事はありませんでした。
下山は大戸越えに下り、平治岳の西斜面の裾野を通り、登山口に向かいます。
ただ、私の下山する時間が他の登山者の登る時間と重なり、驚くほどの登山者とすれ違う。
最初の内は「花の状況は如何でしたか?」と聞かれると。 「今年は期待出来ますよ」などと挨拶を交わしながら歩いていたが、最後の方はめんどくさくなってきました。

あれだけ多くの登山者にすれ違ったのだから当然登山口には車も溢れ返っています。
昨年までは林道の路肩にも車を停められたが一部の広いところ以外にはテープが張り巡らせて路駐出来なくなっています。1台1000円の有料駐車場も今日は満車で繁盛している様だ。
予定通り9時までには下山出来、自宅にも予定通りに昼過ぎには到着しました。

九重が一年で一番賑わうこの時期ですが、果たして今日一日で、いったいどの位の登山者がこの九重山域に入山しているのだろうか?気になる数字ですが静かな山歩きを楽しむのはこの時期は無理のようです。

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