立山・黒部アルペンルート
【観光日】 07年08月17日
【場所】 長野県(大町)〜富山県(立山)
【参加者】 GEN
【天気】 概ね晴れ
【オフィシャルガイド】http://www.alpen-route.com/

天候に恵まれたた穂高岳縦走の予備日を消化するために、今日は観光客となって『立山黒部アルペンルート』を観光してきました。
『立山黒部』、『黒部立山』どっちが本当か良く分りませんが、このコースはこれで4回目となりますが、今までは何れも立山側からのスタートでした。大町川側からは初めてですが、何度行ってもいい所でした。

アルペンルートは3000M級の山が連なる日本の屋根とも言われたいる北アルプス。
その真下を信州の大町と富山県の室堂を貫く山岳観光ルートです。
高所または地中トンネルのため夏でも寒いくらいの場所もあり、真夏の観光としては最高な所です。

その途中には日本最大級と言われている黒部第四ダムが北アルプスの雪解け水を満々蓄えています。もともとこの山岳ルートは関西電力が黒部ダムの建設資材運搬のため作られたものです。
その過酷な難工事を題材とした、石原祐次郎主演の映画、『黒部の太陽』は有名です。

以前は登山者だけの領域だったんでしょうが、現在はその一部を山岳観光ルートとして利用されたいます。
しかし、この工事のためにおよそ200名程の尊い方達が殉職されたています。その慰霊碑がダムの片隅にあります。普通は気が付かないで通り過ぎてしまいそうですが、もし行かれる機会があるなら立ち寄って手を合わせたいものです。


JR松本駅からだと大糸線の信濃大町で下車し、バスに乗り換えてアルペンルートの信州側の入り口の扇沢に向かいます。そこから立山まではトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバス、バス、ケーブルカーと何回も乗り換えながら通過して行きます。
その乗り換え駅では休憩所、展望所、お土産やさんなどあります。

※上の画像は『立山黒部アルペンルート・オフィシャルガイド』からお借りしています。


『立山黒部アルペンルート』長野県大町側入り口の扇沢駅です。


トロリーバスです。
バスと名前が付いていますが、正式には電車の仲間だそうです。
これで扇沢から黒部ダムまで乗車します。
15分ほど黒部駅に到着です。
そのままダムの堰堤に行けますが、せっかくですから長い階段を登って展望台に上ります。


黒部ダムの展望台です。
黒部川第四発電所。
形式はアーチ式ドーム越流型というらしい。通称クロヨンダム。
高さは186Mあり日本一らしい。
また発電施設は自然景観を損なわないよう、また冬季の雪害予防のために地下150Mに作られているらしい。

この時期は観光放水が行われており、展望台から見る放水は大迫力です。
この大自然の中にこんな人工物あるのに余りに巨大過ぎて違和感は余り感じられませんでした。


黒部湖です。
ほぼ満水状態だと思いますが、満水で2億立方メートルあるそうですが想像がつきませんね。



『尊きみはしらに捧ぐ』
7年間の難工事の中で殉職された多くの方達の慰霊碑です。

ここからダムの堰堤を左岸の黒部湖駅まで歩いていきます。
堰堤の上からは黒部渓谷の下の廊下や大タテガビンの岩壁が見えます。
ここから山の中をくり貫いたトンネルをケーブルカーで黒部平までの標高差400M近くも一気に上ります。
地中の温度は12度です。快適です。


黒部平の展望台から見た展望です。
中央のガスの掛かった山が自信はありませんが薬師岳でしょうか?


今度はロープウエイで立山の中央を貫く大観峰駅に向かいます。
標高差やく500Mを途中一本の支柱も無いワイヤーロープだけで一気に上ります。
風のある日は怖いでしょうね。足元には自然林の海原が広がり感動です。

この下には登山道もあり、歩いて登る事も出来ます。
機会があれば自分の足で歩くのも楽しいでしょう。

ガスで上のほうは見えませんが天気が良ければ立山の雄山や富士の折立、最高峰の大汝山が見えるはずですが今日は無理のようです。


大観峰(2316M)からの展望です。
通称裏銀座の山である烏帽子岳や野口五郎岳が見えます。
その稜線の向こうには表銀座の大天井たけも見る事が出来ました。


大観峰からの展望です。
右端のピークは赤沢岳(2678M)です。この山の真下をトンネルが通っています。
殆ど同じ高さの目線で望む事が出来ます。
その少し左側のチョコンとした三角ピークが鳴沢岳でしょう?
そのまた左側がガスで上部は見えませんが爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳のはずです。

展望を楽しんだらもう一度トロリーバスに乗って室堂に向かいます・


室堂です。標高は2450Mもあります。
今までも多かったのですが、ここ室堂に着くと観光客は一気に多くなりました。
今日は雲も多く日差しが弱いため吹き抜ける風は心地よいです。
皆さんも観光がてら下界の猛暑を避けて、避暑に来られているんでしょうね。

立山三山のひとつ浄土山です。

チングルマは既に綿毛果実に変身していました。
チングルマは草花と思われがちですが実は木なんだそうです。
一年のうちの大部分が雪の下になるため、マッチ棒程の大きさになるのに10年近くも掛かるそうです。


みくりが池です。
天気が良かったら池の向こうには雪と岩の殿堂と言われています、
名峰剣岳が見えるんですが、今日は無理のようです。


奥大日岳方面ですが、肝心な山頂付近はガスは最後まで見ることは出来ませんでした。
ここで松本市内のコンビにで買って来た弁当でも食べます。
じっとしていると寒いくらいです。

さあ、いい時間になってきました。
そろそろ私の夏休みも終わりの時間が近づいてきました。
下界の現実に戻る時間です。
室堂のバスターミナルに向かいます。高原バスは弥陀ヶ原の高原を少しずつ下界に向けて標高を下げていきます。何度も窓越しに振り向いて見ますが立山はやはりガスの中でした。

途中バスは日本一の落差を誇る称名滝の見える所で止まってくれます。
下車して見る事は出来ませんが、雪解け水を集めて一気に流れ落ちる迫力はバスの窓越しにも分りました。

バスは美女平が終点です。ここから立山駅までケーブルカーで完全に下界まで下ります。
暑い、暑い。現実に引き戻されます。
ここから富山地方鉄道で富山市内まで戻ります。

今日は富山市内のビジネスホテルに泊まり、明日の朝一番の電車で福岡に帰ります。

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